ミニ・レビュー
ヴァーヴ期のビル・エヴァンスのベスト。すなわち、ソロにインタープレイ、多重録音といった多様なアプローチを用いていた60年代後半の音源のことだが、選者はハンコックというのがミソ。選者自身による回想と曲解説の入ったライナーもじつに読みごたえアリ。
ガイドコメント
老若男女に愛され続けるビル・エヴァンスの楽曲を、同じくジャズ・ピアノ界の最重要人物として君臨するハービー・ハンコックが選んだコンピレーション。ヴァーヴ音源のみとはいえ、密度の濃い一枚。
収録曲
01WHAT IS THIS THING CALLED LOVE?
02'ROUND MIDNIGHT
03I BELIEVE IN YOU
04TURN OUT THE STARS
05FUNKALLERO
06I LOVES YOU, PORGY
07I SHOUD CARE
08ENGEL FACE
09WALKIN' UP
10N.Y.C.'S NO LARK
11MOTHER OF EARL
12JAZZ SAMBA
13A TIME FOR LOVE