ミニ・レビュー
佐村河内(さむらごうち)守は、広島の被爆2世であり、交響曲第1番は20年余をかけて、全聾となり頭痛症の発作と闘いながら完成させた。曲は後期ロマン派そのもので、80分を超える長大な曲だが、曲の展開、つまり物語の展開がわかりやすいので一気に聴けてしまう。大友指揮する東響の熱演も大きい。
ガイドコメント
全聾の作曲家、佐村河内守(さむらごうち・まもる)が20年余をかけて完成させた作品。盲児の施設での少女との出会いがきっかけとなって作曲されたもので、自伝的な意味合いを持つ魂のシンフォニーだ。