ミニ・レビュー
海外では欧州を中心に人気を博すロック・バンドの8枚目のアルバム。アルバム・タイトルは“息ある限り希望を捨てず”というラテン語の格言から引用。不穏で暗鬱とした「狂骨の鳴り」から幻想的な「流転の塔」まで、重厚で鬱屈としたサウンドながらも“生への飽くなき探求”を直情的に描写している。
ガイドコメント
5人組ロック・バンド、DIR EN GREYの前作から2年10ヵ月ぶりとなる通算8枚目のアルバム。ヘヴィ・ロック・ファンの心を掴む重厚なサウンドはそのままに、彼らの独特の世界観にさらに磨きをかけた内容となっている。
収録曲
01狂骨の鳴り
02THE BLOSSOMING BEELZEBUB
03DIFFERENT SENSE
04AMON
05「欲巣にDREAMBOX」あるいは成熟の理念と冷たい雨
06獣慾
07滴る朦朧
08LOTUS
09DIABOLOS
10暁
11DECAYED CROW
12激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇
13VANITAS
14流転の塔