ミニ・レビュー
女性ヴォーカル、平均年齢21歳のシンフォニック・デス・メタル・バンドのデビュー作。メロデスを基盤にモダン味あるシンセを押し出したサウンドで、独特な冷めた感覚と華麗さ、終末に向かい突き進むような雰囲気を併せ持つ。ギター・ソロの劇的展開も◎。新人離れした驚異の完成度で、世界へ向けて時代を切り拓く一枚だ。
ガイドコメント
女性ヴォーカルを擁する6人組シンフォニック・デスメタル・バンドによる2011年9月発表のデビュー盤。エモーショナルで流麗なツイン・ギターとヴォーカル、Emiの咆哮、疾走感のあるリズムによって、攻撃性と叙情性の両面を見事に表現している。
収録曲
01ザ・ファースト・フリッソン・オヴ・ザ・ワールド
02レクイエム
03ディフェンダーズ・オヴ・ザ・フェイス
04ホーン・オヴ・エンディング
05ザ・トラジディ
06ディファミリアライゼイション
07ザ・ホロコースト・トゥ・デッド・ライン
08インファクト・ベラム
09イン・ヘル・オヴ・ヘヴン