5thアルバム『TONE』の冒頭曲。マジェンタは黄（Yellow）・シアン（Cian）と光の三原色をなす。Y＝ユンホ、C＝チャンミンと融け合うMは二人の想いか。ドヴォルザーク「新世界より」の「遠き山に日は落ちて」路線の色彩感覚豊かな穏やかな曲だ。

恋に落ちた男の高鳴る気持ちを“ドゥンドゥンドゥンドゥン……”と描写したソリッドなエレクトロ・ダンサー。激しいアッパー・ビートと鋭いヴォーカル＆ラップが情熱的な想いと衝動を伝えている。スリリングでセクシーなトラックはかなり刺激的だ。

打ち込み系のアッパー・クラブ・エレクトロ。スリリングで硬質なサウンドをバックに、ファルセット使いのフックで危ない恋へといざなう。狙った獲物は逃がさない……鋭い視線が突き刺さるようなヴォーカル・ワークが魅力だ。スカパー！CMソング。

二人で過ごせる時間が宝物……君とともに愛する言葉（＝“デュエット”）を奏でたいと綴るミディアム・チューン。シンプルなギターが爪弾かれるヴァースから一気にアッパーなフックへと駆け抜ける展開は、君へのあふれる想いが弾けるようだ。

パッヘルベルの「カノン」を大胆に導入したミディアム・エレクトロ・ダンサー。大切な君を守りたいと感謝と愛情を伝えている。ヴォイス・エフェクトなどの現代的な要素とクラシックとの融合が、斬新さを生んでいる。セブンネットショッピングCMソング。

落ち着きあるしっとりとしたギターをバックに、恋人同士の深夜の電話を再現してみせたスウィートなミディアム・チューン。多重録音による温かなヴォーカルが、心にスッと入り込んでくるようだ。ラストの“寝ちゃったかな？”のフレーズは悩殺間違いなし。

もう一度輝く明日を夢見た最初へ戻ってともに歩んでいこうと告げる、ドラマティックなミディアムR＆Bチューン。艶めかしいコーラスと美麗なメロディがセンチメンタルで切ない感情を巧みに描写している。メナード「イルネージュ」CMソング。

フジテレビ系ドラマ『美しい隣人』主題歌となった再始動第1弾シングル。美しくも毒気を含んだミステリアスな世界観で魅了する、重厚なロック・テイストのミディアム・ダンサーだ。コロコロと表情を変える激情型のヴォーカル＆ラップで、背を向けた君への愛憎を描く。

エッジの効いたロック・テイストを組み込んだ、クラブ・エレクトロ寄りのコンテンポラリーR＆B。エキサイティングなヴォーカルで、限界を越えて頂上へ突き抜けろと力強く鼓舞する。伝統楽器が生む華やかさと妖しさが融合したミステリアスなナンバーだ。

ハードボイルドなムードも感じさせるソリッドなサウンドが魅力のファンキー・ロック。何が何だか解らないうちに君にのめり込んでいくキリキリ舞いな心境を、さまざまな声色による熱情的なヴォーカルで叫ぶ。自身出演のそごう・西武「銀のクマの銀カード」CMソング。

セブン-イレブンCMソング起用の2011年第2弾となる32ndシングル。ダンサブルなエレクトロ・トラックの上で、君はボクのスーパースターなのさと愛する気持ちを吐露する。ラテンの香りもチラッとまぶして、セクシー＆クールな仕上がりに。

鍵盤とストリングスを中心としたメロディアスなトラックをバックに、いつまでもずっとあなたを愛していると告げる究極のラヴ・バラード。7分弱におよぶドラマティックなラヴ・ストーリーが涙を誘うのは、愛しさと優しさに満ちあふれたヴォーカルの影響が大きい。

思わず顔がほころぶような陽気なサウンドは、東方神起にとって新たな境地。愛し合って楽しんで生きてこうよというポジティヴでラヴリーなアップだ。ラストのユンホの“微妙な”口笛も含め、遊び心がいっぱいだ。「nissen 2011 冬」CMソング。