ミニ・レビュー
ちょっと調理法を変えて聴くブルックナー演奏だ。交響曲第8番の第3楽章と第9番の第1楽章を、ホルン合奏とパイプオルガンで演奏する。しかもカテドラルの中で。予想どおり柔和で包容力のある夢のような音楽が出現する。すでに2枚目のアルバムになるが病み付きになりそうな世界である。
ガイドコメント
バボラークがチェコの俊英ホルン奏者を集めた『ブルックナー・イン・カテドラル』の第2弾。ブルックナーの交響曲第8、9番から二つの楽章を収録。圧巻のホルン・アンサンブルを堪能できる。
収録曲
ブルックナー:
01交響曲第9番ニ短調〜第1楽章 (ミロシュ・ボク編)
02交響曲第8番ハ短調〜第3楽章 (ミロシュ・ボク編)
演奏
ラデク・バボラーク(HR) チェコ・ホルン・コーラス ミロシュ・ボク指揮 マルティナ・バチョヴァー(VN) アレシュ・バールタ(OG)