TBS系ドラマ『美男（イケメン）ですね』の劇中バンドによるポップ・チューン。演じるのはキスマイとHSJからのメンバーだけに、ジャニーズらしいキャッチーな仕上がり。永遠に君への愛を約束するラヴ・ソングだ。

日韓共同制作陣で手掛けた、TBS系ドラマ『美男ですね』劇中バンドによる募る想いを甘酸っぱいメロディに乗せたミディアム・ポップ。胸が痛く苦しいのは、ずっと素直になれずにいたから。迷いを払って想いを伝えたいと願う歌唱は、胸をときめかせる。

TBS系ドラマ『美男ですね』の瀧本美織演じる桜庭美男（美子）のデビューとなるミッド・バラード。遠ざかっていけばいくほど君への愛が募って仕方ない張り裂けそうな胸の内を、優しくもナイーヴな“天使の声”で歌う。清々しくも切ないメロディ・ラインが印象的だ。

今でも誰よりも愛してる……伝えたくてもそばにはもういない君へ送るメランコリックなラヴ・バラード。“あなたに、あなたに”“もう一度、もう一度”のリフレインが切なく響く。歌うのはTBS系ドラマ『美男ですね』劇中バンド。

クラップと鐘の音から幕を開けるドラマ『美男ですね』メイン・テーマ。流麗なストリングスや瑞々しいピアノが奏でる世界は、春の芽吹きを感じさせるように麗しくたおやか。エリック宮城のトランペットは輝かしさを演出。

軽やかなステップを踏むようなellieのスキャットと弾けるファンキーなリズムで展開する、実にカラフルで陽気なポップ。天真爛漫でガーリーなムードが華やぐトラックは、市川淳とmichitomoが制作。約2分弱のインスト。

朝日の陽射しというタイトルどおり、輝きと活力にあふれた約2分半のインストゥルメンタル・トラック。エレクトロなアクセントで前へと進む元気を、ellieのやわらかなスキャットで希望を演出している。ドラマ『美男ですね』サントラ収録曲。

踊るギター、走るクラップ、“ナナ、ナナーナ”のコーラス、トロピカルなアクセント……など、南国風のおおらかでゴキゲンなモード全開。ドラマ『美男ですね』を盛り上げる陽気なインストゥルメンタル・トラックだ。

エネルギッシュなエレクトロ・ビートが駆け抜ける、アグレッシヴなクラブ・インスト。クライマックスではストリングスも加わり、ドラマティックな展開にいっそう拍車をかける。“追跡者”の名にふさわしい性急なトラックだ。

切なさが満ちあふれる松本圭司のピアノや麗しきクラッシャー木村率いるストリングスが、息詰まりそうな胸の内を描く。会えなくなる前に言うべきこと、やるべきことは何なのか……焦るばかりで時だけが過ぎるはかなさが伝わるインストだ。

飄々としたビートが活力あふれるストリングスによって弾んでいくような展開は、まさに明日に晴れを期待する気持ちを描いている。不安がありながらも、大丈夫きっと晴れるさという明るさを持ったインストゥルメンタル・トラックだ。

穏やかな夜空や海を想わせるような、優しい肌あたりのトラック。オーボエやクラリネットの温かみのある音色が、互いを想う二人の気持ちを表わしているようだ。今の心境は月だけが知っている……遠くへ馳せる想いは甘く切ない。

エッジを効かせたギターが支配するロッキンなテイストで先導するインストゥルメンタル。とはいえ、ギンギンという訳ではなく、クラブ・ハウス〜ジャズ系のトラックに重ねた洗練されたもの。揺れ動きながらも走り出す衝動に駆られた風にも感じる。

タイトルにふさわしい、青空を見上げて歩くような清々しさがこのトラックの肝。エレクトロ風のアレンジがヴィヴィッドな要素を演出し、ellieの伸びやかなコーラスはどこまでも広い空を想わせる。michitomoによるインストゥルメンタルだ。

クラップとホーン・セクションを大胆に組み込んでスクラッチ演出を施した、ヒップホップ的アプローチによるインストゥルメンタル・トラック。ラップ＆コーラスを配してのファンキー・ソウルといったゴキゲンな約2分45秒だ。

絢爛な和のスタイルを感じさせるバックとどこかミステリアスな雰囲気を醸し出すビートが融合した、michitomoによるインストゥルメンタル。疑心暗鬼とでも言い表わせそうな“不穏な関係性”をうかがわせる曲風だ。

まばゆく降り注ぐ明け方の虹の光景を目前にして、決意と希望に心が満たされていく……そんなすっきりした心持ちが描かれているよう。雄大なストリングスからは勇気を、麗しい鍵盤からは純粋を感じさせる市川淳のトラックだ。

“君は僕の天使じゃない”というタイトル以上に、心に冷たい雨を降らせるような悲痛なメロディで覆われる。ストリングスとピアノの足取りは実に重く、夢や希望をむしりとっていくかのようだ。市川淳によるドラマ『美男ですね』サントラ収録曲。

重大な危機に直面した状況を、遠山哲朗のエレキ・ギターにフォーカスして手掛けたインストゥルメンタル・トラック。デジタルなアレンジも加味しながら、市川淳が揺れ動く心理状況と差し迫る危機の狭間を巧みに描いている。

“ストーリーはまだ終わっちゃいない”というタイトルよろしく、静かに、だが、確実に動き出しはじめたドラマティックな時間の流れを表現。淡々と刻まれるテンポに美しいピアノが溶けた緩やかな鼓動は、嵐の前の静けさのような空間を生み出している。

瑞々しいピアノに寄り添うのは、高桑英世の鮮やかな香りのフルートと朝の差し込む陽光のような活力を与えるエリック宮城のトランペット。春の芽吹きを感じさせる、生き生きとした愛情に満ちたインストゥルメンタルだ。

浅葱色は、ごく薄い藍色や水色より濃い色のこと。性急な旋律を奏でるオーケストレーションが表わすのは、何かが起きそうな“夜”へ募るざわめきだった気持ちか。時間に追われ奔走する姿を思い浮かべそうなトラックだ。

悲しみにはさまざまあるが、“sorrow”は一般的には親しい人の不幸に対する悲しみのこと。気の毒でならない想いを、ダークな雰囲気のなかで描いている。物憂げでとうとうと過ぎていく展開が、かえって悲しみのループを生むようだ。

遠山哲朗のエレキ・ギターが揚々と刻まれる、快活な約2分のインストゥルメンタル。“彼は私のヒーローなんだ”という頼りがいと力強さを描写したサウンドは、ドラマでの深い友情や愛情を示しているかのようだ。トラック制作は市川淳が担当。

弾むようなグルーヴで展開する、ファンキー・ジャズの要素も持ったインストゥルメンタル。神様や妖精、そして女性は時に気まぐれで、周りをあくせくさせる……そんな可愛げのある葛藤を描く。ラストのチャッチャッと鳴らす鍵盤が何とも憎めない。

前半は壮大な広がりとともに展開される緊張感漂うインストゥルメンタル。美麗なストリングスが加わる中盤以降で、雲間を抜けきったような青空の清々しさにも似たピュアな展開へ。本音を知った嬉しさを描出したようなトラックだ。

ドラマ『美男ですね』メイン・テーマのストリングス・ヴァージョン。クラッシャー木村率いるストリングスを全面に配することで、麗しいトラックがさらに端整なものとなっている。なめらかで優雅な4分半弱のインストゥルメンタルだ。

息詰まりそうな胸の内を描くトラックのストリングス・ヴァージョン。会えなくなる前にとは、もう会えなくなるかもしれないという前触れ。不安と悲しみがとどめなく湧き出るさまを描いたストリングスは、この上なく切なくやるせない。

ドラマ『美男ですね』サントラ収録曲のストリングス・ヴァージョン。クラッシャー木村ストリングスと松本圭司のピアノが編み上げるトラックは、心地よい朝をさらに感動的なものへと押し上げるもの。市川淳の手腕も見事な、颯爽とした楽曲だ。