ミニ・レビュー
“21世紀のハイドン”とは至言。2009年の来日公演でも超話題となったハイドン、ウィーン・コンツェルトハウスの音響空間を得ての同年のライヴ収録は音楽に命が宿る。ORF所有になるSTUDER製デジタル録音システム(日本ではWOWOWの新中継車に設置)が活用された音質にも注目。★
ガイドコメント
ミンコフスキによるハイドンの“ロンドン・セット”全曲。古楽、現代の両奏法に習熟しているレ・ミュジシャン・デュ・ルーヴルとの演奏で、名演も多いハイドンの後期の交響曲に新鮮な感動をもたらしている。
収録曲
ハイドン:
[Disc 1]
01交響曲第96番ニ長調「奇跡」Hob.1-96
02交響曲第95番ハ短調Hob.1-95
03交響曲第93番ニ長調Hob.1-93
[Disc 2]
01交響曲第94番ト長調「驚愕」Hob.1-94
02交響曲第98番変ロ長調Hob.1-98
03交響曲第97番ハ長調Hob.1-97
[Disc 3]
01交響曲第99番変ホ長調Hob.1-99
02交響曲第100番ト長調「軍隊」Hob.1-100
03交響曲第101番ニ長調「時計」Hob.1-101
[Disc 4]
01交響曲第102番変ロ長調Hob.1-102
02交響曲第103番変ホ長調「太鼓連打」Hob.1-103
03交響曲第104番ニ長調「ロンドン」Hob.1-104
演奏
マルク・ミンコフスキ指揮 レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル(ルーヴル宮音楽隊)