ガイドコメント
ガールズ・グループ、KARAの日本2ndアルバム。“ペンギンダンス”も話題となった「ジェットコースターラブ」や「GO GO サマー!」「ウィンターマジック」の季節感あふれるシングルを含む、スウィートでキュートなKARAの魅力満載の注目盤だ。
収録曲
01ジェットコースターラブ
両手をパタパタさせる“ペンギンダンス”で話題の日本第3弾シングル。ハラハラと切なくなってばかりいないで勇気を出して告白しよう! と、“ホゥ!”の掛け声で煽りながら背中を押す恋愛応援ソングだ。キャッチーなディスコ調の「エステティックTBC」CMソング。
02ウィンターマジック
日本第5弾シングルは、「今、贈りたい「ありがとう」」を手掛けた磯貝サイモンによる90年代J-POP調のハートウォームなミディアム・ポップ。冬の夜空を見上げて“ずっと一緒にいて”とつぶやく、ちょっぴり大人の雰囲気を感じさせるウィンター・ラヴ・ソングだ。
03GO GO サマー!
涼しげなイントロから一気にユーロビート系のハイテンションなモードへと駆け上がる、日本シングル第4弾。キャッチーなフックが魅力のアッパー・チューンで、運命的な出会いがあるまで諦めちゃダメと夏のトキメキを歌う。パラパラを踊る“カラパラ”のPVも話題に。
04ドリーミンガール
恋のはじまりの予感にワクワク、ドキドキする乙女ゴコロを綴ったダンサブルなポップ。誰だって夢見るガールなのよというフックをエッジーなロック・テイストで描写するところに、逆風に負けずに恋の勝者になるわという女の意地がチラリ。カッコイイKARAが楽しめる。
05今、贈りたい「ありがとう」
磯貝サイモンによる美麗なストリングスが映えるミディアム・スロー・バラード。運命の人へ向けて一緒にいられることの喜びと感謝の気持ちをハートフルに綴っている。丁寧に紡ぐ健気な歌唱も愛らしい。自身主演のテレビ東京系ドラマ『URAKARA』主題歌。
06オンリー フォー ユー
異国情緒を感じる童謡「青い目の人形」風のドリーミーなフックが印象的なファンク・テイストのポップ・チューン。恋よ、あなたのもとへ届け! という止められない恋心を、モータウン・ソウル的なヴォーカル・アプローチで聴かせる。新たな一面を見せた曲だ。
07ウィスパー
切ない歌謡ポップ調で恋に高鳴る気持ちを綴るアッパー・ラヴ・ソング。“DokiDokiするから!TokiMeki胸から”と“KARA”で韻を踏んだフックなど擬音語を多用したキャッチーな曲だが、ローファイなラップ調の導入などで上質ポップへと昇華している。
08ミッシング
一人一人優しく丁寧に言葉を紡いでいくスロー・バラード。大切な人と離れてしまう寂しさを吐露したラヴ・ソングで、強くなって待ってると決意する健気な気持ちにキュンと胸が熱くなる。多くに共感を呼びそうな遠距離恋愛がテーマ。ラストのフェイクも甘く切ない。
09Do It!Do It!
アーバンなユーロ・ポップ調ダンサー。ソングライトに名を連ねるのはレッドワンのプロデュースでデビューし、BIGBANG「ガラガラGO」を手掛けたモホンビ。クールな面持ちで“Do It! Do It!”と繰り返す、セクシーなフックが印象的だ。
10ガールズ ビー アンビシャス!
スプリームス風のレトロな感覚を持ったソウル・ポップ・チューン。恋もいっぱいしたいと叫ぶタイトルどおりのガールズ応援ソングだが、“バキュンバキュン”“ズキュンズキュン”の悩殺フレーズでボーイズもしっかりノックアウト。ダリヤ「Palty」CMソング。
11ミスター
“ララララララ〜”のフックで繰り出すサスペンダーを垂らしながらの“ヒップダンス”で一躍ブレイクした日本デビュー・シングル。私だけ見つめてよと曖昧な関係に終止符を打ちたい女心を歌ったディスコ調で、“トタトタ”など時折入るハングルのフレーズがキュート。
12ジャンピン
キレのある“ジャンピンダンス”とともにエッジーに迫るダンサブルなアッパー・チューン。あなたの胸へと飛んでいくという情熱的な想いを、センセーショナルなトラックで展開する。フジテレビ系『めざましどようび』テーマ・ソングとなった日本第2弾シングル。
13STEP
「ジャンピン」路線のダンサブルなアップ。振り返らずに明日へ向けてもっと強く高くという詞は、彼女らに突きつけられた運命を歌うかのよう。キャッチーなフックとともに“one two one two〜”以降のラップ調ブリッジが曲をキリッと引き締めている。