ミニ・レビュー
東日本大震災後ボランティアで女川を訪れた中川敬と、阪神淡路大震災時にソウル・フラワーの被災地ライヴを手伝った女川在住の男性との奇跡的な繋がりが本作のタイトル曲。「斎太郎節」など日本の民族性(アイデンティティ)を強く意識した底力を沸々と感じる作品。まさに入魂の一枚。
ガイドコメント
ロック・フェスなどでの精力的なライヴ活動でもしられるソウル・フラワー・ユニオンのミニ・アルバム。被災地での奇跡的な出会いが生んだタイトル曲「キセキの渚」やストーンズ節炸裂のロック・チューン「ホモサピエンスはつらいよ」など、入魂の全10曲。
収録曲
01キセキの渚
02ホモサピエンスはつらいよ
03ダンスは機会均等〜内田直之の越境ダブ盆唄編 (2011リミックス)
04おいらの船は300とん
05斎太郎節
06郡上節 (春駒〜八竹)
07いちばんぼし (中川敬 with 奥野真哉)
08偉大なる社会 (インスト)
09雑種天国
10キセキの渚 (インスト)