ミニ・レビュー
ジャズ歌手ステイシー・ケントの仏ブルーノート第3弾で、初のライヴ・アルバム。会場のラ・シーガルは音響がいいので選ばれた。夫でサックスのジム・トムリンソンとピアノ・トリオを従え、ステイシーはギターも演奏。スタンダードのほかに仏語の歌、ボサ・ノヴァなどを歌う。
ガイドコメント
ステイシーの母国であるアメリカのソングブックと昨今活動のフォーカスとなっているフランスのシャンソンを織り交ぜた極上のライヴ・アルバム。ジョビンのカヴァーまでさらりと歌いきる器の大きさは特筆もの。
収録曲
01IT MIGHT AS WELL BE SPRING
02CES PETITS RIENS
03POSTCARD LOVERS
04IF I WERE A BELL
05CORCOVADO
06WATERS OF MARCH
07THE BEST IS YET TO COME
08O COMBOIO
09DREAMER
10BREAKFAST ON THE MORNING TRAM
11THEY CAN'T TAKE THAT AWAY FROM ME
12SAMBA SARAVAH
13JARDIN D'HIVER
14MI AMOR
15コラサォン・ヴァガブンド
演奏
ステイシー・ケント(VO,G 他) ジム・トムリンソン(SAX,PERC) グラハム・ハーヴェイ(P) ジェレミー・ブラウン(CB) マット・スケルトン(DS,PERC)