ミニ・レビュー
戸川純、上野耕路、太田螢一の個性派3人組が残した『新世紀への運河』(88年)と『電離層からの眼指し』(89年)が、名古屋フレックスホール公演(89年4月16日)を収めた未発表ライヴ盤と併せた3枚組で再発。オーケストラ・スタイルの劇的な物語は圧巻。SHM-CD仕様。★
ガイドコメント
今なおカリスマ的な人気を誇る戸川純と上野耕路によるユニット、ゲルニカの30周年記念アルバム。88年発表の『新世紀への運河』、89年発表の『電離層からの眼差し』に加え、貴重なライヴ音源もカップリングした3枚組となっている。
収録曲
[Disc 1]〈新世紀への運河〉
01磁力ビギン
02集団農場の秋
03水晶宮
04二百十日
05少年の一番の友
06クラウド9
07パノラマ・アワー
08輪転機
09交通賛歌
10電力組曲 a:ダムの唄
11電力組曲 b:電力の道筋
12電力組曲 c:電化の暮らし
13髑髏の円舞曲
14絶海
[Disc 2]〈電離層からの眼差し〉
01地球ゴマ
02百華の宴
03ノンシャランに街角で
04海底トンネル
05或る雨の午后
06アンナプルナの鐘
07青銅の軟体
08来たれ死よ
09戒厳令
10夢の端々
11陸標
[Disc 3]〈名古屋フレックスホールライブ1989.4.16〉
01カフェ・ド・サヰコ
02パノラマ・アワー
03工場見學
04潜水艦
05或る雨の午后
06夢の山嶽地帯
07マロニエ読本
08少年の一番の友
09落日
10復興の唄
11集団農場の秋
12銀輪は唄う
13地球ゴマ
14百華の宴
15磁力ビギン
16青銅の軟体
17海底トンネル
18水晶宮
19来たれ死よ
20輪転機
21スケエテヰング・リンク
22髑髏の円舞曲
23絶海
24夢の端々