ミニ・レビュー
天才は、いつも凡人を驚かせる。突然のようにリリースされた、OEKのメンバーを従えてのこの室内楽もそうだ。明解で王道的な演奏でバッハからシューベルトへと時代を下り、ヴィラ=ロボスで民族性を加え、不思議な朗読とともに高橋ワールドへと引きずり込まれてしまう。
ガイドコメント
日本が世界に誇る作曲家兼ピアニスト、高橋悠治のJ.S.バッハ。アンサンブル金沢の弦セクションとの共演で、常に斬新なバッハ像を提示し続けてきた高橋ならではのオリジナリティに満ちた演奏を披露している。
収録曲
01ピアノ協奏曲第1番ニ短調BWV1052 (J.S.バッハ)
02ピアノ三重奏曲第37番ニ短調Hob.15-23 (ハイドン)
03ノットゥルノ変ホ長調op.148 D.897 (シューベルト)
04ショーロ第5番「ブラジルの魂」 (ヴィラ=ロボス)
05老いたるえびのうた (高橋悠治)
演奏
高橋悠治(P,(5)朗読) (1)(3)(5)アビゲイル・ヤング,(1)(2)(5)江原千絵(VN) (1)(5)古宮山由里(VA) (1)(2)(3)(5)ルドヴィート・カンタ(VC) (1)(5)今野淳(CB)