ミニ・レビュー
カウンター・テノールを含む8人編成のグループで、クラシック唱法だがハンド・マイクも使いこなす。この盤でもオン・マイクとオフ・マイクを歌い分けており、その聴こえ方の変化はかなり興味深いものだ。ややビブラートが強い歌唱、軽快なテンポ設定などに好みが分かれそう。2011年、ナントでのライヴ収録盤。
収録曲
01「祝辞と記念の格言」〜われらの父は汝に望むop.109-1 (ブラームス)
02「祝辞と記念の格言」〜気高き神はいずこop.109-3 (ブラームス)
03「2つのモテット」〜なにゆえに、悩み苦しむ人に光があたえられたのかop.74-1 (ブラームス)
04「8つの宗教的な歌」〜アニュス・デイop.138-6 (レーガー)
05「8つの宗教的な歌」〜われらみな唯一なる神を信ずop.138-8 (レーガー)
06この場所は神が作り給うWAB23 (ブルックナー)
07正しい者の口は知恵を語りWAB30 (ブルックナー)
08「祝辞と記念の格言」〜強き盾にて武装する人、その城を守らばop.109-2 (ブラームス)
09エッサイの枝は花が咲きWAB52 (ブルックナー)
10子守歌op.49-4 (ブラームス)