ジャスティン・ビーバー / ビリーヴ [限定]

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ジャスティン・ビーバー / ビリーヴ [限定]
CD
ミニ・レビュー
2000年代を代表する、カナダ出身の男性シンガー・ソングライター。本作は4枚目のアルバム。ポップ・スターであるのは事実だが、R&B要素を強めるなど、18歳になった彼が音楽的にも大きな飛躍を遂げた内容だ。安定した歌唱力は言わずもがな。各国チャートでの1位獲得という記録も頷ける。
ガイドコメント
世界がフォローする次世代ポップ・スター、ジャスティン・ビーバーの2012年リリース作。ヒットした1stシングル「ボーイフレンド」に加え、ロドニー・ジャーキンスやマイク・ポズナーら豪腕制作陣、ドレイクらが参加した楽曲を収録した注目作だ。
チャート
  • TOWER RECORDS 渋谷 アルバム総合
    8位 (2012/6/18)  ⇒  40位 (6/25)
  • TOWER RECORDS 新宿 アルバム総合
    8位 (2012/6/18)
  • TOWER RECORDS ロック&ポップス アルバム
    4位 (2012/6/18)  ⇒  12位 (6/25)
収録曲
01ALL AROUND THE WORLD
2010年の大出世曲「ベイビー」でもコラボしたリュダクリスを再びゲストに迎えた、3rdアルバム『ビリーヴ』のリード・ナンバー。EDMをベースに、一段とソウルフルさが増した極上のヴォーカルで聴かせている。
02BOYFRIEND
独白調のラップで幕を開けるアルバム『ビリーヴ』からの1stシングル。デビュー当時のスタイルを想起させるアコギがループするトラックは、マイク・ポズナーの手によるもの。ファルセット・ヴォイスで繊細に歌い上げる一曲。
03AS LONG AS YOU LOVE ME
デフ・ジャムの気鋭ラッパー、ビッグ・ショーンをフィーチャー。ヒット・プロデューサー、ロドニー・ジャーキンスが手がけた重めのビートが利いたエレクトロ・サウンドに、浮遊感のあるクールなヴォーカルと飄々としたラップが絡む。
04CATCHING FEELINGS
幼なじみを意識し始めた戸惑いと抑えきれない気持ちをスウィートに歌い上げたラヴ・ソング。柔らかなアコギの音色をアクセントに、ハートフルなバック・ヴォーカルが極上の心地よさを演出しているミッド・バラードだ。
05TAKE YOU
サビの“I could take you〜”の繰り返しが激キャッチーな、フランス人エレクトロ・プロデューサー・ユニット、soFLY&Niusが手がけた一曲。切ない旋律のアコギのリフがループするトラックに、繊細な歌い方を合わせている。
06RIGHT HERE
ヒット・ボーイがプロデュース、ドレイクをゲストに迎えたアーバンなエレクトロR&B。随所にスクラッチをちりばめるなどスローながら凝った作りのサウンド。歌詞の内容も含めて、さながらUS版「ここにいるよ」の趣だ。
07FALL
愛されることに臆病になっている彼女に、どうしたら恋に“落ちる”のだろう、君が“落ちた”時は僕が捕まえるよ、と真摯に語りかけるラヴ・ソング。後半になって盛り上がるクワイア風コーラスがさらなる感動をプラス。
08DIE IN YOUR ARMS
フィンガー・スナップとドゥー・ワップ・コーラス、60'sモータウンを彷彿とさせるバンド・サウンドに絶妙なエレクトロ処理という、ロドニー・ジャーキンスの手腕が光る一曲。ジャスティンも存分に喉を震わせている。
09THOUGHT OF YOU
アッシャーの「クライマックス」を手がけたアリエル・レヒトシェイド&ディプロのコンビによる軽快なエレクトロR&B。ドラム・ロールのようなビートのループと、サビになってスパっと視界が開けるような展開が最高。
10BEAUTY AND A BEAT
ヒットメイカーのマックス・マーティンとゼッドによるEDM。“セレーナを見張ってな”なんていうニッキー・ミナージュのボディブローのように炸裂するキッツ〜いラップとスウィートなヴォーカルとの対比が面白い。
11ONE LOVE
Ne-Yo周辺で活躍するシンガー兼コンポーザーのビー・メイジャーのプロデュースによるエレクトロR&B。僕に必要なのは君だけというストレートな歌詞をキャッチーなメロディの上で繰り返す、中毒性の高い一曲。
12BE ALRIGHT
アコギ弾き語りのセルフ・プロデュースによるバラード・ナンバー。エレクトロ中心のアルバム『ビリーヴ』の中盤で、シンプルな清涼感を残す。自身の出自を確かめるような、誰かに語りかけるような“すべてはうまくいく”だ。
13BELIEVE
「ネヴァー・セイ・ネヴァー」をはじめ、ジャスティンの主要曲を手がけてきたアダム・メッセンジャーによるアルバム・タイトル曲。君が信じてくれるから僕がある、という君=ファンにもとれる感動的なミッド・バラードだ。
14OUT OF TOWN GIRL
ずっしりとした横ノリのビートに揺られるメロウなナンバー。サビでエモーショナルなヴォーカルとルーズなスタイルの自身のヴォーカル・サンプリングが交差する印象的な作りだ。よそから越してきた女の子を見初める歌。
15SHE DON'T LIKE THA LIGHTS
カメラのシャッター音のループで幕を開ける、クールなエレクトロ・チューン。彼女はフラッシュが嫌いという詞で始まるように、噂の彼女についてパパラッチされることにうんざりしているという表明ともとれる一曲だ。
16MARIA
妄信的なファン、マライア・イェイターにより隠し子騒動が持ち上がったこともあるジャスティンだが、“それは僕の娘じゃない”と明言するメッセージ・ソング。ある意味ファンに釘を刺す痛烈なナンバーに仕上がった。
17JUST LIKE THEM
3枚目のアルバム『ビリーヴ』本編のクロージング・トラック。グルーヴィなベースが躍動するアーバンなディスコ・チューンで、“君はこれまでの女性とは違うよね?”と、愛を信じることの難しさを切なげに歌っている。
(17)ボーナストラック
封入特典
  • 解説・歌詞・対訳
アーティスト
  • ジャスティン・ビーバー
    1994年3月1日生まれ、カナダ・オンタリオ州ストラットフォード出身のシンガー・ソングライター。12歳頃からYouTubeに投稿したカヴァー曲が話題となり、14歳でアイランド・レコードと契約。デビュー・アルバム『マイ・ワールド』のヒット以降……
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