ミニ・レビュー
1925年製のベヒシュタインと、1913年製のスタインウェイを使い分けて、ドビュッシー自身が望んでいた音色に迫ったという。現代のピアノにはない温かさがあり、音色も非常に多彩だ。2台ピアノ版では両方を使っているが、まったく違和感なく、響きに広がりが生まれている。
ガイドコメント
ロシアのフォルテピアノの第一人者として知られる名匠、リュビモフによるドビュッシー生誕150年記念アルバム。1925年製ベヒシュタインと1913年製スタインウェイを使い分け、弟子のズーエフとともにドビュッシーの深奥を描く。
収録曲
ドビュッシー:
[Disc 1]
01前奏曲集第1巻
023つの夜想曲 (ラヴェル編曲による2台ピアノ版)
[Disc 2]
01牧神の午後への前奏曲 (ドビュッシー編曲による2台ピアノ版)
02前奏曲集第2巻
演奏
アレクセイ・リュビモフ, [1] (2) [2] (1)アレクセイ・ズーエフ(P)