ガイドコメント
2012年9月19日リリースの1stアルバム。デビュー曲「強き者よ」から「パレオはエメラルド」「オキドキ」「片想いFinally」までのシングルに加え、オリジナル曲やAKB48のカヴァー曲など、1stにしてベスト的な内容だ。
収録曲
01強き者よ
記念すべきデビュー・シングルはテレビ東京系アニメ『真マジンガー 衝撃!Z編』エンディング・テーマ。シリアスなテイストのアッパー・チューンで、“強き者”が持つ孤独や悲しみ、そして争いがはらむ虚しさを歌う。まっすぐな歌唱が胸に刺さる。
02青空片想い
タイトルから感じる爽やかでキラキラとしたイメージをそのまま音にしたような、カラフルなサウンドが印象的な2ndシングル。見上げてくれなくてもいいから、僕は君の空になりたいんだ……どこまでもピュアな感情に心を掴まれる。
03ごめんね、SUMMER
3rdシングルは性急な4つ打ちが駆け足で過ぎ去る夏を表わしたようなアップ・テンポのサマー・チューン。好きと言い出せないまま二人の時間が過ぎていくもどかしさを歌っており、どこかいなたさも感じさせるアレンジもピッタリとハマっている。
041!2!3!4! ヨロシク!
熱量の高いラテン・ファンク調のテイストで展開する、マイクロソフト「Kinect」CMソング起用の4thシングル。自然と腰が動き出しそうな大人っぽいサウンドとキュートなコーラス&セリフ・パートのギャップが癖になる。
05バンザイVenus
ピザハットCMソングに起用の5thシングル。一度聴いたら耳から離れないサビメロを中心に展開するポップ・ナンバーだが、スカ・アレンジなどを挟み微妙にハズすあたりはさすが。勇気を出して大好きな人へ気持ちを伝えようと歌う。
06パレオはエメラルド
初の海外撮影&水着のPVも話題を呼んだ6枚目のシングル。高速のビートで駆け抜けるアッパーなサマー・チューンだが、どこまでもキャッチーなイントロとは裏腹にメロディ・ラインはどこか切なさを感じさせる。恋に落ちる瞬間を描いた歌詞も瑞々しい。
07オキドキ
愛があれば、友がいれば“okey-dokey”と歌うどこまでも前向きな歌詞が力を与えてくれる7thシングル。キャッチーなメロディもさることながら、ほぼ全編にわたってミックスのようなコーラスが入っいるのも楽しい。
08片想いFinally
“片思い”をテーマに取り上げた8thシングル。SKE楽曲では多く歌われるテーマだが、これまでにないほど強い気持ちを吐露。ゆったりとした前半では出会いを歌い、抑えることのできなくなった思いを歌うサビでは一気にテンションを上げるアレンジが秀逸。
09フラフープでGO!GO!GO! (Team S)
松井珠理奈、松井玲奈ら“チームS”によるカラフルなアッパー・ポップ。“簡単に見えて難しいこと”にチャレンジすることの大切さなども匂わせるが、とにかく曲の冒頭から登場する“フラフープでGO!GO!GO!”のサビのキャッチーさが強烈。
10叱ってよ、ダーリン! (Team KII)
石田安奈、高柳明音、秦佐和子ら“チームKII”による正統派アイドル・ポップ。嫉妬してくれない彼に対して、大切ならもっと感情を出してと、複雑な乙女心を歌う。“叱ってよ、ダーリン!”のキラー・フレーズにメロメロ。
11みつばちガール (Team E)
梅本まどか、木本花音ら“チームE”によるナンバー。蜜や花粉という言葉をうまく使い、恋を運ぶ女の子への想いを歌う。微かに聴こえる細やかなギターのカッティングやシンセサイザー、キメのフレーズがどことなく80年代ポップのテイストを感じさせる。
12その先に君がいた (研究生)
松村香織ら“研究生”によるドラマティックなラヴ・バラード。同級生との恋という淡いシチュエーションのもと、どこまでも甘酸っぱい恋物語を歌う。少しつたない歌唱や合唱風のサビのアレンジも、初々しい恋を彩る舞台装置として機能。
13拗ねながら、雨… (セレクション8)
松井珠理奈、松井玲奈、木本花音ら“セレクション8”によるツキダタダシ作曲のスタイリッシュなアッパー・チューン。背伸びした不良少女の恋を感じさせるような世界観で進む物語で、言葉のチョイスも秋元節全開。色っぽい歌唱も見事。
14ポニーテールとシュシュ (Team E)
15Beginner (Team S)