ミニ・レビュー
黒人ジャズを聖典としてきたスタイルから、フリーからソウル・ジャズ、クラシックまであらゆる要素を含んだジャズが台頭した70年代初頭。稀代の才人、前田が作った“なんでもできるぞ”ジャズ的な作品。ハモンド・オルガンの鳴り響く、聖者ならぬ「信者の行進」はその典型的な一曲。
ガイドコメント
どんな素材でも一級のジャズに仕立て上げる名アレンジャー、前田憲男のリーダー作。オリジナル曲とバッハを交互に織り交ぜるという発想も凄いが、それを体現する猪俣猛らの腕もまた特筆すべきところ。
演奏
前田憲男(COND,P,H.OG,VO) 猪俣猛(DS) 鈴木淳(B) 福島照之(TP,FLH) 中牟礼貞則(G)