収録曲
[Disc 1]
01浪花いろは節
関ジャニ8の“8”のフォントを横にし、“関ジャニ∞”に改めてのデビュー曲。河内音頭とラップが融合した新感覚の楽曲で、“エンヤコラセノ”という掛け声や“いろはにほへと”というラップを、若さゆえの軽やかさと爽やかさでフレッシュに聴かせる。
02大阪レイニーブルース
思いきりレトロでブルージィな昭和歌謡ナンバー。関西ブルースが持ついなせでワビサビな味わいを、メンバーたちが関西弁交じりの語り調も交えながら熱唱。破れた恋に想いを馳せる男心が、胸に痛い。
03好きやねん、大阪。
関ジャニ∞ならではの“コテコテ”の関西弁が炸裂する、大盛り上がりの“メッチャ”楽しいナンバー。“浪花の商人(あきんど)”的な大阪人の気質を、会話風の歌で織りなす日常風景を通し、愛情たっぷり&コミカルに描写している。
04桜援歌 (Oh!ENKA)
NHKアニメ『忍たま乱太郎』のエンディング・テーマに起用された楽曲。琴や横笛などを使用して日本の伝統音楽の要素を盛り込みながらも、しっかりと現代的なダンス・ミュージックとして聴かせる、よく練られたアレンジが印象的。
05無限大
大切な仲間との出会いが、無限大の元気や夢を与えてくれる……そんな気持ちを歌った、爽やかな印象の青春ソング。ラップ調のイントロから一転、ポジティヴなビートの曲調へと鮮やかにチェンジする。勇気が湧いてくる歌だ。
06∞SAKAおばちゃんROCK
大阪のおばちゃんのパワフルな生態をコミカルに描いたリリックが楽しい。ホーンを取り入れたビッグバンド風のアレンジを施したにぎやかなサウンドに合わせて、メンバー全員アゲアゲの絶好調で歌い上げている。
07大阪ロマネスク
梅田駅、御堂筋、難波、戎橋など大阪の名所を歌詞へ据えながら、大阪の街を舞台にした恋物語をロマンティックに歌い上げていくバラード。いつもはやんちゃでお調子者のキャラクターの彼らが、ひたむきで一心に歌っている。
08関風ファイティング
ジャニーズらしからぬ超三枚目路線の個性がはじけまくる、やんちゃアッパレなファンキー・ポップ・チューン。中華風のフレーズ&歌詞やゴキゲンな掛け声がアクセントになっている、元気の出るメッセージ・ソングだ。
09ズッコケ男道
虚勢を張って生きる気弱男の青春を歌ったノリノリのファンキー・チューン。メンバーの楽しげな雰囲気が伝わるコミック・ソングで、ズッコケ青春ソングが得意のTHEイナズマ戦隊のヴォーカル・上中丈弥が、ユニークな詞を提供している。
10イッツ マイ ソウル
作曲に林田健司、作詞にTHEイナズマ戦隊の上中丈弥を起用した7thシングル。メロメロになった女の子にどんなに邪険にされても追いかけて、人生を捧げる男の心情をコミカルに歌い上げる。抑揚のあるエモーショナルなヴォーカルが特徴的だ。
11ワッハッハー
カラーボトルの竹森マサユキが作詞作曲を手がけた8thシングル。“ケタケタ”“アッハッハー”など笑い声を詞にするだけでなく、本当に楽しげな笑いや掛け声を折り込んだピースフルなポップ・ソングに仕上がっている。
12無責任ヒーロー
THEイナズマ戦隊の上中丈弥が作詞を手がけた9thシングル。2000年代の植木等風“何とかなるさ”的応援歌で、派手やかなサウンドをバックに“ジャジャジャジャーン”と笑って誤魔化し、無責任ヒーローと言い切る開き直りっぷりが痛快だ。
13急☆上☆Show!!
ブラス・アレンジを大胆に取り入れた10thシングル。ビッグバンド風のゴージャスなロックンロールで、フィンガー5「学園天国」的なノリと彼ららしいあっけらかんとした前向きなメッセージが楽しい。コミカルのみならず、実力のある歌唱にも注目だ。
14Wonderful World!!
軽快なラップとメロディを乗せ、ホーンの音色を大胆に使用したゴージャス&アッパーな楽曲。ひたすら明るい歌詞とゴキゲンなヴォーカルがとにかく楽しい気分にさせてくれる。テレビ朝日系『冒険JAPAN! 関ジャニ∞MAP』エンディング曲。
15LIFE〜目の前の向こうへ〜
大倉忠義出演のTBS系ドラマ『GM〜踊れドクター』主題歌に起用の15枚目のシングル。ストリングスの音色が爽快なメロディによりいっそう広がりを持たせた、伸びやかなミドル・テンポのポップ・ソングだ。
[Disc 2]
01T.W.L
テレビ朝日系アニメ『クレヨンしんちゃん』オープニングに起用の16thシングル。ゆずの北川悠仁による、人生いろいろあっても笑い飛ばして行こうと励ます応援ソングで、ゆずの楽曲のように錦戸亮がハーモニカを吹き散らす間奏にも注目だ。
02イエローパンジーストリート
映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦』主題歌起用の16thシングル。ゴージャスなブラス・サウンドを配した陽気なポップ・ロックで、幸せってちょっとしたところにあるんだと歌うハツラツさが魅力だ。
03マイホーム
ありふれた日常への感謝と明日への希望を綴った温かいポップ・ソング。しんみりせずに底抜けに明るいのは、彼らの個性ならでは。錦戸亮主演のテレビ朝日系ドラマ『犬を飼うということ〜』主題歌の17枚目のシングル。
04365日家族
大倉忠義出演TBS系ドラマ『生まれる。』主題歌の18枚目のシングル。日常を振り返りながら、いつも言えなかった“ありがとう”という感謝の念を綴ったミディアム・スロー・バラードだ。飾らない素直な歌唱も含め、母の日に贈るのにふさわしい一曲。
05ツブサニコイ
錦戸亮主演のフジテレビ系ドラマ『全開ガール』主題歌の19枚目のシングル。不器用な男が愛する想いをひたむきに伝えるラヴ・ソングで、ちょっぴりビターなバンド・サウンドとマッチした、思いの丈を飾らずに言う歌唱がホロリとさせる。
06愛でした。
デビュー8周年の2012年第1弾シングルで、メンバーの錦戸亮が主演を務めたTBS系ドラマ『パパドル!』の主題歌。孤独や不安に埋もれる日々に光を与えてくれた人々への感謝を込めた、ハートウォーミングなポップ・チューンだ。
07ER
メンバー出演の映画『エイトレンジャー』主題歌となった“エイトレンジャー”名義でのシングル。関ジャニ∞の勢いやノリのよさをそのまま投影したようなアッパー・ビートで駆け抜けるラップ・ロック的なサウンドに乗せ、食いしばって汗かいて理想に迫っていくんだと歌う。
08クルトン
自分をクルトンに、相手をスープにたとえた、横山裕作詞のユーモラスなラヴ・ソング。作曲は安田章大が手がけており、ヴォコーダーを使ったヴォーカルとエレクトロなサウンド・アレンジが心地よい4つ打ちのダンス・チューンに仕上がっている。
09冬恋
せつないメロディ・ラインにストリングスを全編に配した王道のバラード。別れた恋人を想いながら一人涙する主人公の胸のうちを、素直な言葉で綴ったラヴ・ソングだ。言えなかった“ごめんね”の後悔や、“サヨナラが言えない”と歌うひたむきさが沁みる。
10君の歌をうたう
ジャジィでお洒落なミッド・ナンバー。陽気なサウンドだが、内容はクリスマス・イヴに昔の恋人のために作った歌を一人で歌うという、思わず泣き笑いする一曲。“いつまでも一緒だよ”を“さようなら”に換えたら歌えなくなったというのがせつない。
11I wish
彼女が愛おしくてたまらない、一途な愛に満ちたポップ・ナンバー。クリスマス・シーズンに色めく街並みを想起させる華やかなサウンドに、ウキウキとしたヴォーカルがマッチした一曲だ。運命の恋を大切にしたいという幸せな想いに満ちたラヴ・ソング。
12マイナス100度の恋
元カノと久々に再会しながら、胸に秘めた想いはとても言えないと悶々とする主人公を描いたミッド・バラード。“ずっと愛しちゃったままさ”と吐露し、“君は俺に未練はないのかい?”とかすかな望みをかけるせつない内容だ。7人のユニゾンがほろ苦く響く。
13雪をください
クリスマスを思わせる華やかで清涼感のあるサウンドのミッド・ポップ。12月に雪を待ち遠しく思う無邪気な内容だが、しんと静まり返る街中でふたりだけの世界に浸った雪景色に想いを馳せる、センチメンタルな面ものぞかせたピュアな曲だ。
14One day in winter
キラキラとしたイントロが明るい未来を感じさせる前向きなナンバー。さわやかなメロから凛々しいサビへとテンポよく展開し、“いつか天を跳ぶ”と宣誓する頼もしい内容だ。大らかで壮大なサウンドがすべてを包み込むようなポップ・ソングに仕上がっている。
15Snow White
メンバーの錦戸亮と安田章大が詞曲を手がけたノスタルジックでスマートなミディアム・ポップ。空から舞い落ちる雪にもう会えない彼女を重ね、その感触を肌に感じながら一人街を歩くせつないストーリーだ。会いたくてただ空に願いを放つ、ピュアな愛に満ちている。