ミニ・レビュー
ファドの“サウダージ(郷愁・憧憬)”とは微妙にニュアンスを違えるもうひとつのサウダージ・アルバム。ブラジル音楽のグルーヴ感をピアノから生み出す今井亮太郎のアイデンティティが、オリジナル&カヴァーの13曲全体を通じて、愛しく哀しく、そしてときめくテーマを創りだしている。
ガイドコメント
ブラジル音楽を基調とした新しい音楽を想像するピアニスト、今井亮太郎のメジャー・デビュー・アルバム。オリジナル・ナンバーを中心に、ジョビンやボズ・スキャッグスのカヴァーなどを収録する。
収録曲
01限りなく青いブルー
02男と女
03藍の葉
04ウ・モーホ・ナォン・ティン・ヴェス-ファヴェーラにチャンスはない-
05トゥリスチ-悲しみ-
06Piano
07ウ・ブリンコ・ダ・モレッカ-おてんば娘のピアス-
08ガロータ・ジ・イパネマ-イパネマの娘-
09We are all alone-二人だけ-
10雨の日曜日 (ピアノ・ソロver.)
11青と青の間
12星踊る夜に
13アウヴォレセル-夜明け-