ミニ・レビュー
何度か再発されている音源だが、今度はSHM-CDで出てきた。この当時ベームもまだ元気で、演奏が溌剌っていうかダイナミックで迫力がある。シューベルトは美しくスケールも大きく名演でしょうね。シュトラウスはちょっと立派すぎる感じだが、ワーグナーはアンコールかな、さすがにいい。
ガイドコメント
20世紀を代表する巨匠指揮者、ベーム。1975年に手兵のVPOを率いて行なった来日公演の模様を収録。円舞曲「南国のばら」や「ピッツィカート・ポルカ」など、シュトラウス・ファミリーの作品を中心に収める。
収録曲
01交響曲第8番ロ短調D.759「未完成」 (シューベルト)
02ワルツ「南国のばら」op.388 (J.シュトラウス2世)
03アンネン・ポルカop.117 (J.シュトラウス2世)
04皇帝円舞曲op.437 (J.シュトラウス2世)
05常動曲op.257 (J.シュトラウス2世)
06ピツィカート・ポルカ (J.シュトラウス2世&ヨゼフ・シュトラウス)
07トリッチ・トラッチ・ポルカop.214 (J.シュトラウス2世)
08喜歌劇「こうもり」序曲 (J.シュトラウス2世)
09楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」 (ワーグナー)
演奏
カール・ベーム指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団