ミニ・レビュー
オペラ第1作から始まり、初期から中後期の円熟作、知られざる歌曲を経て、ヴェルディがテノールのために書いた最後のアリアに至る、凝った選曲による作曲家へのオマージュ。ビリャソンが強靭な喉を駆使、きわめてテンションの高い情熱的な歌唱を繰り広げている。
ガイドコメント
メキシコ出身のテノール歌手、ビリャソンによるヴェルディのアリア集。人間の内奥を深く描いたヴェルディの初期から晩年までのオペラ・アリアを、時に情熱的に、時に甘く、余すところなく歌い切る。
収録曲
ヴェルディ:
01歌劇「サン・ボニファーチョの伯爵、オベルト」~天よ、私は何をしてしまった!…慈悲深い天よ
02歌劇「二人のフォスカリ」~ここでしばらく待つように…生まれ故郷の微風よ…地の果て程も遠い流刑の地から…憎しみだけが、それも凄まじい憎しみだけが
03乾杯
04亡命者
05歌劇「第一回十字軍のロンバルディア人」~私の喜びを
06孤独な部屋で
07歌劇「海賊」~見ろ、俺は囚われの身!
08歌劇「リゴレット」~あれもこれもわしにとっては
09歌劇「リゴレット」~女心の歌 (女とは、風に踊る羽根のように)
10歌劇「椿姫」~あの人のそばを離れてよろこびはない…わたしのたぎるこころの
11歌劇「椿姫」~ああ、残念な!
12歌劇「仮面舞踏会」~わが友人たちよ、兵士たちよ!…蒼白く輝く彼女の顔が
13歌劇「ドン・カルロ」~フォンテンブロー!人里離れどこまでも広い森!…僕は彼女を見た
14レクイエム~われあやまちたれば嘆き (「怒りの日」から)
15歌劇「ファルスタッフ」~喜びの歌はいとしい人の唇から出て
演奏
ローランド・ビリャソン(T) ジャナンドレア・ノセダ指揮 トリノ・レージョ劇場管弦楽団 (12)トリノ・レージョ劇場合唱団 (12)(15)モイツァ・エルトマン(S) (2)ビセンテ・オンブエナ(T)