ミニ・レビュー
マーラーといえば肥大したロマン主義で退廃的なイメージ? No、no……。ドゥダメルが振ったら颯爽とした現代のマーラー像が浮かび上がる。アクティブなテンポはもちろん、内声部にまで克明に光を当て徹底して響きの明瞭さを追求する。哀感や感傷といったウェットな要素をかなぐり捨てた快演だ。
ガイドコメント
青少年育成音楽プログラム“エル・システマ”を代表する指揮者、ドゥダメルによるマーラーの交響曲第9番。2009年から音楽監督を務めるロサンゼルス・フィルハーモニックとのライヴ録音で、“ロックな指揮者”の面目躍如たる演奏を披露している。
演奏
グスターボ・ドゥダメル指揮 ロサンゼルス・フィルハーモニック