ガイドコメント
大阪・難波を拠点としたAKB48の姉妹ユニット、NMB48の1stアルバム。デビュー曲「絶滅黒髪少女」をはじめ、「オーマイガー!」「純情U-19」「ヴァージニティー」「北川謙二」といったシングルを含む、勢いと成長がうかがえる楽曲を収録。
収録曲
[Disc 1]
01てっぺんとったんで!
NMB48の1stアルバム『てっぺんとったんで!』の幕開けを飾るタイトル・チューン。ギターのカッティングが疾走感を煽るロック・テイストのナンバーで、“女のてっぺん”を目指し突き進むさまを歌い上げる。関西弁を前面に出した歌詞が力強い。
02絶滅黒髪少女
オリコンチャート1位を獲得した記念すべきデビュー・シングルは、K-POPのテイストも感じさせるスタイリッシュなアップ・チューン。“茶髪全盛”のなか、日本の美を体現する黒髪少女と出会った男の物語を描く歌詞の世界が楽しい。
03オーマイガー!
「ROUND1×NMB48」CMソングに起用された2ndシングル。片思い中の乙女心を綴った歌詞、爽やかなメロディと早足で駆け抜けるようなサウンドが印象的な純度の高い青春ソング。部活帰りのコロッケを買う姿など、秋元康ならではの舞台描写が絶妙。
04純情U-19
“鉄のパンツ”のフレーズでも話題を呼んだ「ROUND1」CMソングの3rdシングル。どこかラテンのテイストも感じさせる熱っぽいアレンジのアップ・ナンバーで、“19歳まで純情を守る”と決めた女心のスリリングな恋物語を描く。
05ナギイチ
“渚で一番かわいいGirl”を意味するタイトルが印象的なサマー・チューン。大好きな彼とやってきた真夏の海を舞台に、“ナギイチ はっきりしようじゃないか”と自信ありげに告げる姿にグッとくる。弾ける夏にぴったりのアレンジが楽しい4thシングル。
06ヴァージニティー
“大人になんかなりたくない”がキャッチコピーの5thシングル。キスをためらう古風ともいえる女心を綴った歌詞に合わせ、クロマチック・ランやミュートを効かせたトランペットなど、随所に忍び込ませた昭和テイストなフレーズが楽しい。
07北川謙二
人名を冠した斬新なタイトルが目を引く「ROUND1×NMB48」CMソングの6thシングル。大好きな彼女の元カレ(=北川謙二)と遭遇してしまった男の複雑な心情を綴る。ギターのカッティングで疾走感を出すアレンジが心地よい。
08HA!
AKB48のシングル「永遠プレッシャー」のカップリングに収録されていたナンバーのカヴァー。ラテン・テイストの熱っぽいサウンドと随所で印象的なリフを奏でるギターで彩った高速ナンバーで、恋に破れ次のしあわせに向かう姿を力強く歌う。
0912月31日
ピアノを基調としたドラマティックなバラード。12月31日、『NHK紅白歌合戦』に出演できなかった悔しさを綴り、来年こそはあの場所に立つんだ、とあらためて決意する姿を描く。エピソードはアイドルだからこそのものだが、前を向く力を与えてくれる。
10With my soul (team M)
11わるきー
12結晶
13なめくじハート
14NMB48
グループ名を冠したロック・テイスト全開のナンバー。グランド花月や居酒屋たこしげ、グリコの看板に551蓬莱など、“NAMBA”の名物をズラリと並べた歌詞が印象的。大阪らしい喧騒をイメージさせるサウンドもピッタリだ。
15青春のラップタイム
部活を終えたらすぐに学校を飛び出し、君の待つ場所まで走って向かう……ドキドキをそのまま音にしたかのような爽やかなサウンドで駆け抜けるド直球の青春ソング。キュンキュンするようなフレーズをこれでもかと盛り込んだ秋元康節全開の歌詞が見事。
16僕は待ってる
誰かが足を痛めたら、僕は肩を貸すだろう……夢に向かって歩く君へのエールを送る感動的なミディアム・バラード。“脱落者は出したくないんだ”“夢の場所まで行こうと誓った仲間”など、彼女たちの想いを言葉にしたような歌詞だからこそ、強く胸に響く。
[Disc 2]〈DVD〉
0112月31日 (ミュージックビデオ)
02NMB48 team N 大阪十番勝負@2012年5月3日オリックス劇場