アルバム『TIME』のオープニング・ナンバー。行軍を思わせるような勇壮なオーケストレーションで幕を開け、そこにヘヴィなギター、スクラッチ、二人のシリアスなラップが重なる、さまざまな音楽をスタイリッシュにまとめた一曲。サビのキャッチーなメロディが印象的。

韓国でリリースされた第6集『Catch Me』表題曲の日本語ヴァージョンのシングル。去り行く女性をプライドが邪魔して引き止められないという男性の裏腹な心理を歌ったハードなハウス・チューン。仲間由紀恵主演のフジテレビ系ドラマ『サキ』主題歌。

東方神起のバラードを数多く手がける井上慎二郎制作のミディアム・メロウ・チューン。冒頭のアコギの爪弾きと口笛による牧歌的な雰囲気で始まり、タイトルをリフレインするサビで一気に“切なさ”が弾ける。全体的に優しい質感の声で歌い上げているのがいい。

BeeTVドラマ『Let M わたしがあなたを愛する理由、そのほかの物語』主題歌。強がりながらも日々頑張る女性を優しく見守り、応援するラヴ・ソング。ピアノの清らかなフレーズ、二人の伸びやかなヴォーカル、ゆるやかな4つ打ちが、気持ちを次第に上向かせる。

2012年3月にリリースされた34枚目のシングル。手がけるのは、東方神起の名バラードを数々送り出してきた井上慎二郎。終わってしまった恋をふとした瞬間にいろいろ思い出して“ただ泣いたんだ”という男の心情を、艶のあるヴォーカルで切なく、情熱的に描き出している。

シングル「Catch Me -If you wanna-」カップリングに収録のバラード。叶わない恋と知りながら、止められない想い……。そんな男の葛藤を切々と言葉にし、情感豊かに歌い上げる二人の歌唱力やハーモニーのうまさがじわじわと胸に沁みる。

重いR＆B／ヒップホップ・サウンドと、怒りや強さを全面に出したラップとクールなヴォーカルが渾然一体となった、新境地ともいえる一曲。歌詞も、ものの“本質”を問い、次の世界へ進もうという風刺が利いている。中盤にオペラのような展開を挟むのが面白い。

シングル「ANDROID」のカップリングとして収録されたエレクトロ・ヒップホップ。“苦しみを乗り越えて 光に変える”“目を見るだけですべて わかり合えてく”など、東方神起のこれまでの活動を誇っているような詞が感慨深い。ヴォーカルも凛々しく感じられる。

韓国第6集アルバムのリパッケージ盤タイトル曲の日本語ヴァージョン。人の永遠のテーマである“人生の意味”を問いかける歌詞が展開。クールなエレクトロ・サウンドだが、終盤にライヴ時の“Make Some Noise”の掛け声がサンプリングされ、劇的に盛り上がる。

2012年7月にリリースされた35枚目のシングルは、スタイリッシュなEDM。目標に向かって恐れず、諦めず挑戦していけ、という力強いメッセージが込められている。本人たちが会社員役で出演した歯磨き粉「メディカルシャイン」のCMにも起用されて注目を集めた。

シングル「STILL」のカップリングに収録されたミディアム・チューン。“誰だって愛されるべき”、そのためには“僕に何が出来るだろう？”。そんな人が認め合い寄り添うことを願った一曲。切々と歌い上げるヴォーカル、壮大なストリングスが深い感動を呼ぶ。

アルバム『TIME』のクロージング・ナンバー。“僕らはひとつになれるよ それをいま 信じよう”という詞に象徴されるように、人の優しさ、希望や幸せを願う気持ちが込められたバラード。“Lalala…”のコーラスが随所で出てくるので、ライヴでも盛り上がりそう。