ミニ・レビュー
今目の前で起きていることが、理屈とか思想とかに棚上げされる前に、あふれ出す感情を言葉に託して歌う。竹原ピストルは正しいフォーク・シンガーだ。ほぼ弾き語りで統一された通算4作目のフル・アルバム、そして初のライヴDVDで、震災以降の生きざまを綴る彼の歌はいつになく優しい。そして切ない。
収録曲
[Disc 1]
01〜LINE 1〜
02南相馬からの帰り道
03チェリーボーイまこっちゃん
04風街亭のシャンデリア
05かたつむり (朗読)
06復興の花2
07〜LINE 2〜
08生実池の奥底で私の少年が尾びれを揺らしている。 (朗読)
09ブギハウスまで徒歩30秒
10例えばヒロ、お前がそうだったように
11ON AND ON
12お前、もういい大人だろ?
13〜LINE 3〜
14山陰本線の終点は月のちょい手前 (朗読)
15女の子 (Rinバージョン)
[Disc 2]〈DVD〉〈TAKEHARA PISTOL 2012.7.27〜8.6〉
01STAY FREE!!
02リョウジ
03ルート トゥ ルーツ
04カウント10
05石ころみたいにひとりぼっちで、命の底から駆け抜けるんだ
06じゅうじか
07Catch me if you can
08女の子
09例えばヒロ、お前がそうだったように
録音
[1] (15)2012.3 [2] 2012.7,8