4thアルバム『あの…出会っちゃってるんですケド。』のオープニングを飾るポップ・ナンバー。タイトルや冒頭の機内アナウンスのようなナレーションなど、飛行機をモチーフにした世界を構築。“キャプテン”遊助が案内する快適な空の旅だ。

ミシェル・テロ「Ai Se Eu Te Pego」をカヴァーした11thシングル。“どんぴしゃ”のタイプなあなたとの出会いに一瞬でやられてしまう男の物語で、レゲエ・テイストのサウンドに合わせたヴォーカルがいいアクセントになっている。

心温まるスケールの大きなサウンドがじんわりと胸に染みわたるミディアム・バラード。色彩豊かな言葉を散りばめた童話風の物語にのせ、生きていくことを綴った歌詞が感動的。まるで子供のような、優しくまっすぐなヴォーカルも見事だ。

N.O.B.Bこと餓鬼レンジャーのGPが編曲を手がけたミディアム・ナンバー。タイトル通り3rdアルバム収録の「History」の続編で、芸能人を目指して苦悩するなかで支えてくれた大切な人への想いを綴った自伝的な物語だ。

SHOCK EYE（湘南乃風）を“遊turing”したハードなヒップホップ・ナンバー。“怪盗MAGNUM”に扮し、それぞれの心にあるとっておきの宝石を磨けと力強く歌い上げる。SHOCK EYEの迫力のラップはさすがのひと言。

おなじみ“黄色いもの”シリーズのタイトルを冠した12thシングル。ストリングスが彩りを添えたドラマティックなサウンドが心地よいミディアム・ナンバーで、伸びやかなサビのメロディに乗せて遊助ならではの素朴で温かな言葉が響く応援歌だ。

今井大介が作編曲を手がけたミディアム・アップ。一度会ったきりの女性に恋に落ち、会うことができずに苦悩するさまを“シンデレラ”になぞらえて描いたラヴ・ソングで、英語詞を交えつつ感情を吐露するエモーショナルな歌唱が肝だ。

水無月（＝6月）の情景を瑞々しく描きつつ、雄大な自然に象徴されるような“大きな愛”を綴ったナンバー。歌詞の世界観に合わせ、無駄な音を極力排したアーシーなサウンドを作り上げており、芯の強い遊助のヴォーカルが高らかに響く。

GILLEを“遊turing”したR＆B調の爽やかなアップ・チューン。自分たちにしか伝えることのできない“音楽”の力で綴った言葉を、テクニカルなハーモニーではないものの、見事に融合した二人の歌声で力強く歌い上げる。

「たんぽぽ」と同じく、イイジマケン＆ピエールの手によるハートウォーミングなミディアム・チューン。“先生 恋の病です”など、医者との問答のようなユニークな形式から、生きていくための強さや優しさを気付かせてくれる。

4thアルバムの通常盤に収録されたレゲエ調のミディアム・ナンバー。入院中の仲間に向けて作ったという楽曲で、パーソナルな想いを綴りつつ“Fire bird（＝不死鳥）”のように蘇れと歌う遊助ならではの感動的な歌詞が印象的だ。

TEEを“遊turing”したハートウォーミングなバラード。アコースティックギターとピアノを中心にしたサウンドにピッタリのとびきり優しいヴォーカルで、大切なあなたへの想いを気恥ずかしいほどにまっすぐ歌い上げる。

4thアルバム『あの・・出会っちゃってるんですケド。』通常盤収録の2分程度の小品。オーディエンスの歓声で幕をあけ、野球の応援歌のような歌声とともにナンセンスな歌詞を展開。ちょっぴり下世話なノリもあいまって、アンコールまでの間にピッタリのナンバーだ。

スティールパンが映えるHASE-Tお手製のレゲエ・サウンドに乗せた遊助流バースデー・パーティ・チューン。両親への感謝を綴りつつ、“365日誰かしら誕生日”を合言葉に、とにかく騒げと歌うあたりが遊助らしい。言葉遊びのような歌詞も楽しい。

チヨダ「CEDAR CREST」CMソングとなったポップ・チューン。“大人になること＝夢を諦めること”とする周りに反発し、“でっかい夢 語ってやれ”と力強く背中を推す応援歌。カラッと抜けるサウンドとヴォーカルが力を与えてくれる。