ガイドコメント
前作『Just Crazy』以来約1年ぶりとなる、2013年5月29日リリースの2ndアルバム。TEAM Hとしても活躍するチャン・グンソクによる、パーソナル・サイドでの渾身作だ。全曲日本語詞の楽曲となっている。
収録曲
[Disc 1]
01Nature Boy
グルーヴィなカッティング・ギターとファットなボトムが走る、2ndアルバムの冒頭を飾るタイトル・ナンバー。ありのままのスタイルが一番なんだと爽やかに語りながら、世間にはびこるコピーなアイコンをチクリ。軽快なダンス・サウンドが魅力だ。
02Love is black hole
彼女は抜け出せないブラックホールみたいだ……。どんどんと奪われていく愛の洗脳状態に、僕はどうなっちゃったんだとパニックになる男のストーリー。歯切れのいいリズミカルなビートが痛快なポップ・ロック・チューンだ。
03Poison
躍動するストリングスとブンブンと弾けるベースを背景に、フットワークの軽いギターが駆け抜ける。颯爽なダンサブルなロックとともに語られるのは、その印象とは真逆の妖しげなラヴ・アフェアだ。スリルとキャッチーのバランスが絶妙。
04Indian Summer
エフェクト使いのエレクトロ風味なアッパー・ダンス・チューン。タイトルよろしく、カラッとした“小春日和”な季節感に満ちたサウンドに、雄叫びも登場。チャンスが消える前に踊りまくれと、“今”の大切さをパーティ・ライクに説く。
05Save me
大切な人を失った時、誰もがなくした片方を探す旅人になるんだ……もう君なしでは生きていけないと、恋のリスタートを願う男のメッセージ・ソング。ストレートなバンド・サウンドが詞に説得力を持たせたミディアム・ロックだ。
06Serenade
美しいファルセットと繊細なヴォーカルで描き出す、永遠を誓うラヴ・バラード。切ない情景から募る愛しさがあふれ出す情感へと、熱を帯びていくような展開が胸をギュッと締め付ける。大切な君への心からのラヴレターだ。
07Poker Face
性急なストリングスと推進力あるリズム・セクションが、グルーヴィなギターを後押し。スリリングでドラマティックなポップ・ダンサーで、表情変えずに恋のゲームを支配する男(=“ポーカーフェイス”)の妖しげな恋の駆け引きを歌う。
08Eden
リズミカルなビートとともにグイグイと迫る、ファンキーなポップ・ダンサー。エフェクトを駆使した甘く香る歌唱で、“ボクのプリンセスに、恋人になりなよ”と誘う。吐息混じりのラストのフレーズは、母性本能をくすぐる悩殺度だ。
09Turn Off
悩ましい夜は嫌なことを忘れて、感じるままに踊ろうと問いかけるメッセージ・ソング。シンプルなバンド・サウンドによるミディアム・ロックで、力強い“turn off turn off”のリフレインが印象的だ。
10Like a Movie
映写機の音から幕を開けるライフストーリー。人生は映画のように、悲しみを繰り返してもきっと輝く日々がやってくるはずさと歌う。自身を意志を投影したかのような“glory glory〜”の歌唱は、力強さに満ちている。
[Disc 2]〈DVD〉〈ミュージックビデオ〉
01Nature Boy
02Indian Summer
03Nature Boy
04Indian Summer