ミニ・レビュー
1968年に17歳で演奏活動を開始した、日本の名ベーシストによる幻のヴォーカル・アルバムを初CD化。ジャズ、ソウル、ポップスなど、70年代の匂いに満ちたサウンドにのせ、ハスキーな歌声がムーディに広がる。「アローン・アゲイン」などの洋楽カヴァーも聴きごたえあり。
ガイドコメント
日本が誇るセッション・ベーシスト、岡沢章のヴォーカル・アルバム。自身のベースを含む稲垣次郎とソウル・メディアが織りなすファンキーなグルーヴも絶品で、70年代の和モノ・ソウルの隠れ名盤として知られる。
収録曲
01朝の都会には乾いた花がよく似合う
02影
03大粒の雨
04ひとつの言葉
05小さな愛だけど
06ギリシャについて書かれた本
07愛のゆくえ
08アローン・アゲイン
09ふたつの椅子
10裸足の女
11行くがいい
12ひとりだけさ
13ユア・ソング
14スマック・ウォーター・ジャック
15遥かなる影〜ウォーク・オン・バイ〜恋の面影 (with サミー)