ミニ・レビュー
聴きなれたブラームス、愛おしくなるまでの新鮮さで輝く。スコアの音の塊が解きほぐされて、青年(第1番)と老練(第2番)の対比が、ふたつのオケの違いも鮮やかに描き分けられる。愛すべき異次元感覚のピアニスト“オオカミ娘”グリモー、驚きの生長ぶりのネルソンス、精妙なコラボだ。★
ガイドコメント
演奏会でブラームスの協奏曲を集中的に取り上げているグリモーの、満を持してのアルバム。第1番はほぼ15年ぶり2度目の録音、第2番は初録音となる。剛と柔、繊細にしてスケールの大きな演奏を聴かせている。
演奏
エレーヌ・グリモー(P) アンドリス・ネルソンス指揮 [1] バイエルン放送交響楽団 [2] ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団