ガイドコメント
前作『CODE NAME BLUE』以来約1年ぶりとなる、2013年8月28日リリースの日本メジャー2ndアルバム。「Robot」「Blind Love」といったシングルがチャート上位にランクインする、彼らの成長がうかがえる一枚。
収録曲
[Disc 1]
01Lady
胸騒ぎを呼び起こすドラマティックなメロディ・ラインで魅了する、グルーヴィなギター・ロック・チューン。君は僕の“レディ”なんだよと告げる、積極的なアプローチのラヴ・ソングだ。日本メジャー6thシングル。
02One More Time
僕に“もう一度時間を、チャンスをくれよ”と懇願する男のやるせない気持ちを吐露した、セクシーなヴォーカルに耳が引かれる。センチメンタルなメロディ・ラインが焦燥感を浮き立たせる、ドラマティックなミディアム・ロック・チューンだ。
03CHANGE
全編英詞で綴られた軽快なグルーヴのミディアム・ロック。スクラッチを効果的に使って、楽曲にメリハリと推進力を生んでいる。ファルセットでの“フーフー”のフレーズが耳に残るキャッチーなフックも印象的。変われるのは今、と叫ぶ。
04Blind Love
メジャー5thシングル。時が流れても、距離が離れても、瞳を閉じれば君がいる……君との思い出ばかりが募る切なく恋しい感情を、エモーショナルなヴォーカルで表現。4つ打ちのリズムと心地よいグルーヴで展開するミディアム・ラヴ・ソングだ。
05Don't Care
僕が君だったら……と問いかけながら、僕を待ってくれる友も支えてくれるファンもいるから心配ないよと告げる。自身のリアルな心情を綴ったメッセージ同様、飾らないシンプルなサウンドも好感。すべてのファンへ送る感謝ソングだ。
06Greedy Man
リーダーのチョン・ヨンファが作詞曲を担当したミディアム・ギター・ロック。爽やかなギター・カッティングと火照りを描写した熱っぽいギターとが絶妙に交差。僕を狂わせるのは君、君なんだよと告げるラヴ・ソングだ。
07Robot
鈴木“Daichi”秀行がプロデュースを手掛けたメジャー4thシングル。来る日も来る日も君の望み通りに動くだけ……ロボットのような現状を打ち破りたい男の苦悩を歌う。エッジーなギターに押されて“僕が僕じゃない!”と叫ぶラストで、鬱積をぶちまける。
08Crying Out
哀しげなギターがやるせなさを漂わせる。孤独に打ちひしがれる自身の気持ちを吐き出したメランコリックなミディアム・バラード。そのサウンドとヴォーカルからは、ひたひたと虚無感が伝わってくるようだ。アウトロも実に切ない。
09I can't believe
以前の僕じゃなく、僕をロマンティックでラヴリーな男にさせた君は、マジシャンなのかい? 君のそばにいられる喜びを綴ったラヴ・ソングで、清々しいバンド・サウンドが耳元を通り過ぎていくように心地よく響く。
10Starlit Night
君と思いが一つの星になるように歌い続けるよと語りかける、タイトルどおり星明かりの夜にふさわしいロマンティックなミディアム・ポップ・チューン。心細さを打ち消すように温かく響きわたるハンドクラップも効果的だ。
11Let me know
君は何を思ってるのか教えてくれないか……これからも愛する君のために歌い続けるよと誓う男のラヴ・ストーリーを描く。繰り返す“Let me know”のフレーズが、苦しい胸の内を吐露するようだ。ほろ苦さも薫るミディアム・チューン。
12Robot (English version)
[Disc 2]〈DVD〉
01Hey You
02kimio
03In My Head
04One More Time (Music Video)
05One More Time (Special Feature)