ミニ・レビュー
超絶技巧作品を得意とする高須は、交響曲を含むオーケストラ作品のピアノ用編曲作品にも意欲的。今回の交響詩アルバムでも、その妙技がたっぷりと聴ける。オーケストラの雰囲気を残しながらも、高須のアプローチはあくまでもピアニスティック。モダンピアノならではの表現力の豊かさが堪能できる。
収録曲
01交響詩「前奏曲」 (リスト/タウジッヒ編)
02交響詩「モルダウ」 (スメタナ/ソルク編)
03交響詩「はげ山の一夜」 (ムソルグスキー/チェルノフ編)
04交響詩「フィンランディア」 (シベリウス)
05交響詩「死の舞踏」 (サン=サーンス/リスト、ホロヴィッツ編)
録音
(1)2008.11 (2)2010.11 (3)1999.11 (4)2012.11 (5)201