ミニ・レビュー
1年ぶり、10枚目となるシングル。「GOUNN」はジャケットのイメージどおり(?)、どことなく『西遊記』のゴダイゴ風で懐かしくも、ハマ・オカモトのチョッパーが炸裂する攻めの一曲。ギターにNARASAKI、ドラムにピエール中野(凛として時雨)も参加。「いつか君が」はまっすぐ爽やかチューン。
ガイドコメント
「サラバ、愛しき悲しみたちよ」から約1年ぶり、2013年11月6日リリースの10thシングル。この8月には日産スタジアムで単独女性アーティストとしては初となるライヴを開催し、ますます波に乗るももクロ。その勢いと成長がうかがえる一枚だ。
収録曲
01GOUNN
10枚目のシングルは、曼荼羅風のジャケットのごとく仏教的なフレーズを用いたエキゾチックな曲。因果応報を語りながら、決して変わらない愛や真理を、ももクロらしい魂の叫びで描く。ハマ・オカモト(OKAMOTO'S)、ピエール中野(凛として時雨)らが参加。
02いつか君が
詞曲を手掛けたmiwaらしい、軽快で春めいたギターが印象的なポップ・チューン。4つ打ちビートを走らせたダンサブルな仕立てだが、晴れやかでフレッシュネスな色彩で心弾ませる。君と出会えて僕は強くなれたんだと告げる、甘酸っぱい青春ストーリー。
03ももいろ太鼓どどんが節
怒髪天が楽曲を提供した、ゲーム『太鼓の達人』タイアップ・ソング。生きていることに感謝して“ドドンガドン”と太鼓を打ち鳴らせと、粋でいなせに歌う人生音頭だ。“ハァ〜”“ワッショイ”の掛け声や唸るような歌唱で祭モードを楽しむ姿に、元気がもらえる曲だ。
04GOUNN (off vocal ver.)
05いつか君が (off vocal ver.)
06ももいろ太鼓どどんが節 (off vocal ver.)