ミニ・レビュー
フルートのパユとギターのリヴェが、バルトーク、ラヴィ・シャンカル、カーター、ピアソラ、モリーノなど、世界中の民族色の濃い作品を演奏。日本からは細川俊夫編曲の「五木の子守唄」。多様な作品のそれぞれにふさわしいパユの音色や演奏スタイルの多彩さにあらためて驚かされる。
ガイドコメント
南米アルゼンチンから出発して日本、ヨーロッパ、最後にインドに到着するという、フルートによる世界一周音楽の旅といった趣向のアルバム。あらゆる音楽に適応できる幅広さは、さすがパユだ。
収録曲
01ルーマニア民俗舞曲 (バルトーク)
02魅惑の夜明け (ラヴィ・シャンカル)
03クラップ (クリスティアン・リヴェ)
04ソナタ ト短調op.1-2 HWV360 (ヘンデル)
05六弦ギターのための「ティエント」 (オアナ)
06スクリーヴォ・イン・ヴェント (エリオット・カーター)
073つの二重奏曲op.16〜二重奏曲第3番 (フランチェスコ・モリーノ)
08「2つの日本民謡」〜第2曲 五木の子守唄 (細川俊夫)
09タンゴの歴史 (ピアソラ)
演奏
エマニュエル・パユ(FL) クリスティアン・リヴェ(G)