ミニ・レビュー
続々蔵出しされる未発表録音の中でもとりわけの異色作。ロック、ファンク、エスニック、多様なリズムとサウンドによる20のフラグメント。ピアノから離れ、電気ギター&ベース、ドラム、タブラなど、多楽器を独り操る多重録音。プレイに唸るというより、86年当時のキースの基底にあった音のコアを聴く趣。
ガイドコメント
86年にキースが自宅で録音していたプライベートな作品で、ピアノはもちろんギター、ベース、パーカッションまで自らが演奏しオーバーダブしている。ピアニストというより音楽家としてのキースを楽しむアルバム。
演奏
キース・ジャレット(EL-G,B,DS,TABLAS,PERC,VO,BF,P)