ミニ・レビュー
カーペンターが、ベルリン・フィルのメンバーたちとブラームスのクラリネット五重奏曲をヴィオラで録音した。ソリストとして際立つよりも、アンサンブルの一員としてまわりの四つの楽器に溶け込んでいる。ロバート・マンの無伴奏ヴィオラのための「夢の時」では、ヴィオラの魅力を十分に示す。
収録曲
01ヴィオラ五重奏曲op.115 (原曲-クラリネット五重奏曲) (ブラームス)
02悲歌 (ブリッジ)
03ヴィオラ独奏のための「夢の時」 (ロバート・マン)
演奏
デヴィッド・アーロン・カーペンター(VA) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の奏者たち(ベルンハルト・ハルトーク,リューディガー・リーバーマン(VN) ヴァルター・キュースナー(VA) シュテファン・コンツ(VC))