ミニ・レビュー
最もヨーロッパナイズされたジャズ・ピアノの典型と言っていい内容の、ポップ・チューンとジャズ・スタンダードを網羅した作品。アン・バートンの伴奏で日本でも名を挙げたダイクの出世作。タイトル曲のメランコリックな響きは、ある時間帯には独特の感情を引き起こしてくれる最良の癒しジャズになる。
ガイドコメント
オランダの人気ジャズ・ピアニストがトリオで録音した知る人ぞ知る作品。バラード演奏の試金石となる有名曲がとりあげられているほか、1967年という時代を反映してかビートルズのカヴァーも収録している。
収録曲
01WHEN A MAN LOVES A WOMAN
02WITH A LITTLE HELP FROM MY FRIENDS
03SHE'S LEAVING HOME
04MERCY, MERCY, MERCY
05MY FUNNY VALENTINE
06A WHITER SHADE OF PALE
07WILLOW WEEP FOR ME
08ONCE UPON A SUMMERTIME
09'ROUND MIDNIGHT
10WALTZ FOR DEBBY
演奏
ルイス・ヴァン・ダイク(P) ジャック・ショールス(B) ジョン・エンゲルス(DS)