ガイドコメント
2014年1月22日リリースのアルバム。「サヨナラにさよなら」「猫中毒」といったシングルを含む、爽やかで切なくて懐かしい“青春音楽集”だ。ゴスペラーズやDEPAPEPE、亀田誠治ら豪華ゲストが参加している。
収録曲
[Disc 1]
01蒼色ジュブナイル
徳岡慶也(DEPAPEPE)が作曲した爽快なギター・ポップ・チューン。“ジュブナイル”とは“少年期”や“ヤングアダルト”のこと。若さと儚さが同居した甘酸っぱい“あの頃”の想いを綴った青春ソングだ。
02ハルメキ
ナデシコやヒマワリといった色彩豊かな歌詞をちりばめた、疾走感あふれるドラマティックな展開のポップ・ソング。出会いと別れの季節、春をテーマにした、新たな何かがはじまることへの不安と期待が入り混じった気持ちを見事に表現している。
03いつかの街
伸びやかで美しい二人のハーモニーに思わず口ずさみたくなる、エヴァーグリーンなメロディを乗せた爽やかなポップ・チューン。何気ない日々の風景を描写しつつ、その日々がかけがえのないものだと教えてくれる歌詞が胸を打つ。
04DONUTS
安岡優が作詞、村上てつやが作曲と、ゴスペラーズ勢が制作に参加した、美しいコーラスを多用したグルーヴィなポップ・チューン。タイトルの“ドーナッツ”はレコードのことで、レコードをかけるワクワク感と恋愛のドキドキ感が交差する歌詞が粋だ。
05ファンタジア
ピアノを基調とした疾走感あふれる切ないサウンドと二人の美声による躍動感あふれるハーモニーがじつにロマンティックな、壮大なラヴ・ソング。現実離れしたファンタジックな詞世界とストリングスの音色もマッチしている。
06タイムマシン
“タイムマシンがあったら”というテーマで、過去の恋愛の後悔を切なくも優しいメロディに乗せた、ゆったりとしたバラード。伸びやかな二人のハーモニーは、すべてを包み込むような大らかさがある。癒し効果もある楽曲だ。
07サヨナラにさよなら
東方神起や平井堅らのプロデュースで知られる松尾潔が作詞とプロデュースを手がけた6thシングル。キャッチーで美しいメロディのハートフルなポップ・ソングで、洗練された言葉がちりばめられた歌詞の麗しさに脱帽すること必至だ。
08少年〜Re:Story〜
がんばっている人へ向けたポジティヴなメッセージを込めた歌詞と爽快なロック・テイストを取り入れたポップ・サウンドが心地よいナンバー。“何度でもやり直せる”という気分になる潔い言葉の数々に、励まされること間違いなし。
09innocence
ぶっきらぼうかつセクシーな二人のハーモニーにゾクゾクさせられる、緊張感あふれるロック・チューン。縦横無尽にうねるキーボードとエレキ・ギターの音色が疾走感をあおる、エネルギッシュかつ男気を感じるナンバーに仕上がっている。
10猫中毒
猫の“ニャー”という鳴き声ではじまるハイテンポの昭和歌謡やタンゴの要素を取り入れた、7枚目のシングルとなったポップ・チューン。跳ねるピアノと“にゃー”というフレーズが心地よい。猫の気まぐれな性格を綴った歌詞は猫好きにはたまらないはず。
11色鮮やかな君が描く明日の絵
ゴキゲンなヴァイオリンの音色ではじまる柔らかいメロディのポップ・チューン。カラッと晴れた青空のような二人のハーモニーに心が洗われるよう。“黒い魔法”“白く光る心”“赤く染まる空”など、色彩豊かな歌詞も心地よい。
12ヒカリ
“日々を大事に生きる”という、普遍的なテーマの歌詞を大らかなメロディで綴った、壮大かつ重厚なポップ・ソング。流麗なストリングスの音色とすべてを包み込むような二人のハーモニーを、存分に堪能できる楽曲だ。
[Disc 2]〈DVD〉
01ヒカリ (Music Clip)
02ヒカリ (Making&Interview)