雷鳴、流水など天地創世を想起させる音が響く、日本アルバム第3弾『GENESIS OF 2PM』のオープニング・トラック。神秘的で壮大なコーラス＆オーケストラをバックに、彼らの新たな始まりをナレーションする約1分10秒のイントロダクションだ。

愛が欲しいと切に訴えるラヴ・メッセージが胸に突き刺さる。日本6thシングルとなったダンス・チューンで、グルーヴィなカッティング・ギターが耳を引く。低温なフロウとホットな“ギミギミラヴ〜”のフックとのバランスが絶妙だ。

メンバーのウヨンが制作参加したドラマティックな展開のセンチメンタルなミディアム・ダンサー。すれ違って引き裂かれた恋もまたきっと戻ってくる……とメリーゴーラウンドのように君への想いを巡らす男の未練を語る。やりきれなさがにじむヴォーカルが琴線に触れる。

センセーショナルなストリングスが胸騒ぎを呼び起こす日本でのシングル第7弾。ここでいう冬のゲームとは、君の愛を奪うための駆け引きのこと。エフェクトやラップ・パートを駆使しながら、募ってやまない君への想いを情熱的に歌う切ないダンス・チューンだ。

衝撃度の高い扇動的なサウンドをバックに、君への永遠の愛を誓う。ドクドク鳴る脈やこみ上げる感情がストレートに描かれたダンス・トラックは、映画のトレーラー風にドラマティックでスペクタクル。激情的なラストも強烈な印象を残す。

リズミカルなビートとジェントルなヴォーカルが、きらきらしたスウィートで広大な空間を創り上げる。キャッチーなポップ・ダンサーだが軽薄さはなく、未来へ一緒に歩いていこうと告げる真摯な愛に満ちている。ラヴリーなメッセージ・ソングだ。

Jun.Kが制作に大きく参与したサマー・ダンス・チューン。恋に落ちたのはきっと夏と君のせい……キザなセリフも彼らの甘い声ゆえ身を委ねそう。哀愁漂うAOR風味のメロディを隠し味にしながら、夏の夜の熱い恋模様を描く。

伸びやかな開放感に満ちたハウス風味のダンス・チューン。晴天の下で笑顔が弾けるような爽快なヴォーカルが気持ちいい。後半のラップ・パートがメリハリをつけ、さらなる快感を生む。ともに未来へ走り出すための力をくれるメッセージ・ソングだ。

避暑地で過ごす夏のバカンスを想起させるエレガントな風合いを持った、ゆったりとした時間が流れるミディアム・スロー。君が僕のものだって街中に叫びたい……あふれ出る想いを穏やかなブラスとともに描く清爽なラヴ・ソングだ。

マーチングドラム風のビートとクラップが導く、フレッシュな薫りのエレクトロ・ハウス。優しいヴォーカル＆コーラスで、タイトルのようにストレートな君への愛を告げる。終盤のEDM強めのラップで、さらにヴォルテージも急上昇。

恋は終わったはずなのに、まだ君が頭から離れない。もう一度会いたい気持ちを吐露する失恋メモリー・ソング。爽やかに駆け抜ける4つ打ちダンサーで、伸びやかな“Stay Here〜”のピュアな歌声がかえって切なさを浮かび上がらせ、胸をギュッと締め付ける。

この手で夢を掴み、夢をも追い越せ！ とこれからの未来の世代へ熱いエールを送る。胸を高ぶらせるエネルギッシュなエレクトロなダンス・トラックとヒップホップ・テイストを巧みに組み合わせた、ダイナミックなクラブ・チューンだ。

晴れの日も、雨の日も、風の日も、シワだらけの手になっても一緒に歩いていこう……と永遠の愛を告げるプロポーズ・ソング。まぶしい光が射す青空のように晴れやかでハッピーなムードに包まれる、温もりあふれるミディアム・ポップだ。