ミニ・レビュー
2012年と2013年の定期演奏会ライヴからアレンジ作品を集め、吹奏楽でも定番の名曲集となった一枚。管弦楽による原曲よりもさらに輝かしさを増したサウンドを楽しめる。「ラ・ヴァルス」は低音のリズムにピアノを加え、ハープを強調したバランスが面白い。
ガイドコメント
東京佼成ウインドo.の定期演奏会ライヴ・レコーディング・シリーズの第4弾。金聖響指揮のもと、オーケストレーションの粋を極めたラヴェルとR.シュトラウスの作品を収録。吹奏楽であることを忘れるほど、豊かな響きに満ちた名演だ。
収録曲
ラヴェル:
01バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲 (仲田守編)
02ラ・ヴァルス (天野正道編)
R.シュトラウス:
03交響詩「ドン・ファン」op.20 (大橋晃一編)
04献呈op.10-1 (歌曲集より) (大橋晃一編)
05明日の朝op.27-4 (歌曲集より) (大橋晃一編)
06万霊節op.10-8 (歌曲集より) (大橋晃一編)
07楽劇「サロメ」〜「七つのヴェールの踊り」 (仲田守編)
録音
(1)(2)2012.2 (3)〜(7)2013.2