ミニ・レビュー
74年、パリでのライヴ。この日の演奏会がアンコールも含めてすべて収録されているが、そのアンコールがまた精密・繊細・痛快な聴きものだ。もちろんメインのシューベルトやベートーヴェンも、この指揮者ならではの色彩と透明な響きの美しさで、一度聴いたら忘れられない。★
収録曲
[Disc 1]
016つの管弦楽伴奏つき歌曲op.8 (シェーンベルク)
02交響曲第8番ロ短調「未完成」D.759 (シューベルト)
[Disc 2]
01交響曲第7番イ長調op.92 (ベートーヴェン)
02スラヴ舞曲第1番 (ドヴォルザーク)
03ブラジルの郷愁〜第11曲「ラランジェイラス」 (ミヨー)
04高雅で感傷的なワルツ (管弦楽版) (ラヴェル)
05小管弦楽組曲第2番〜ギャロップ (ストラヴィンスキー)
演奏
セルジュ・チェリビダッケ指揮 フランス国立放送管弦楽団 (1)コレット・ヘルツォーク(S)