ミニ・レビュー
ドイツはデュッセルドルフを拠点に、ポスト・クラシカル・シーンを牽引してきたユニットの3年ぶりの7作目。世界各地に実在する人気のない街を曲名にしており、ピアノとキーボードが奏でるビター・スウィートなメロディが描き出すサウンドスケープはシネマティックで、街の風景が目の前に浮かぶようだ。
ガイドコメント
ドイツの作曲家にしてピアニスト、フォルカー・ベルテルマンによるプロジェクトのアルバム。“捨てられた街”を意味するタイトルどおり、人気のなくなった架空の街をコンセプトに制作された楽曲の数々を収録している。
収録曲
[Disc 1]
01ELIZABETH BAY
02PRIPYAT
03THAMES TOWN
04WHO LIVED HERE
05AGDAM
06SANZHI POD CITY
07CRACO
08BAKERSVILLE
09STROMNESS
10EL HOTEL DEL SALTO
[Disc 2]〈I CLOSE MY EYES...〉
01I AM WALKING
02FROM HOUSE TO HOUSE
03TO AN EMPTY MALL
04CAN YOU DANCE FOR ME
05INTO THE DAWN
06THEY MADE US LEAVE
07HOPE THEY COME BACK
08MY FAMILY LIVED HERE
09IN HAPPYSADNESS
10WHERE AM I WHEN I'M OLD