ミニ・レビュー
吹奏楽ファンでスパーク(1951〜)の名を知らぬ人はいないだろう。この2枚セットはスパークがシエナ・ウィンドを指揮したもので、2014年1月のライヴである。難しいことを分かりやすく書ける作曲のプロ中のプロであると同時に、指揮もまた高度な職人性と楽しみを両立させている。
ガイドコメント
英国吹奏楽界を代表する作曲家、フィリップ・スパークの自作自演集。シエナ・ウインドo.との初共演となった2014年1月の演奏会の模様を収録したもので、指揮者としても活躍するスパークによる熱い演奏が繰り広げられている。
収録曲
フィリップ・スパーク:
[Disc 1]
01陽はまた昇る
02オリエント急行
03エンジェルズ・ゲートの日の出
04ウィークエンド・イン・ニューヨーク
05メリーゴーランド
06宇宙の音楽
07サンダーバード (バリー・グレイ/フィリップ・スパーク編)
[Disc 2]
01「ダイアモンド・コンチェルト」ユーフォニアム協奏曲第3番
02パントマイム (抜粋)
演奏
フィリップ・スパーク指揮 シエナ・ウインド・オーケストラ [2] (1)外囿祥一郎(EUPH)