ミニ・レビュー
疾走感あふれるギター・ロックで、小気味いいバンド・サウンドにモヤモヤ感を吐き出すような斜に構えたリリックが炸裂する、彼ら独特の愛すべき“負け組”感が詰まったメジャー・デビュー作。恋愛以外の視点から歌われる「カオス力学」、鍵盤メインでサウンドを構築した「ラブトレーダー」など新たなアプローチも。
ガイドコメント
インディ・シーンで高い人気を誇る3ピース・ロック・バンド、空想委員会による2014年6月4日リリースのメジャー・デビュー・アルバム。究極の低恋愛偏差値が奏でる草食系文学ギター・ロックが詰まった、注目の一枚となっている。
収録曲
[Disc 1]
01カオス力学
02八方塞がり美人
03残響ダンス
04エリクサー中毒患者
05ラブトレーダー
06主の機嫌
07To DARWIN (instrumental)
08ドッペルゲンガーだらけ
09「ユートピア」検索結果
10空想進化論
11自然選択説
[Disc 2]〈DVD〉
01八方塞がり美人 (Music Video)
02自然選択説 (Music Video)
04ワンマンツアーファイナル (ダイジェスト映像)