ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲集　モルク(VC) ペトレンコ / オスロpo.

ミニ・レビュー

ノルウェーの逸材、モルク。彼のソロは力強く安定しているが、気品とほのかな甘さ、そして独特の飄々たる味わいをも持つ。この２曲も常に絶好調という感じで、新たな名盤登場と言える。ペトレンコの伴奏も最良で、特に第２番の色彩感は見事。

収録曲

ショスタコーヴィチ:

01チェロ協奏曲第1番変ホ長調op.107

02チェロ協奏曲第2番ト短調op.126

仕様

オープン価格

演奏

トルルス・モルク(VC) ヴァシリー・ペトレンコ指揮オスロ・フィルハーモニー管弦楽団

録音

2013.1,2

アーティストおよび作曲家

オスロ・フィルハーモニー管弦楽団
ノルウェー・オスロを拠点とするオーケストラ。エドヴァルド・グリーグらが1879年に設立したクリスチャニア音楽協会の流れを汲み、1919年に“Filharmonisk Selskabs Orkester”として再建。79年より現名称で活動。9……

ヴァシリー・ペトレンコ
1976年生まれ。ロシア・サンクトペテルブルク出身の指揮者。地元のカペラ少年音楽学校で音楽教育を受けた後、サンクトペテルブルク音楽院に進学してヤンソンス、サロネンらに師事。94年から97年までムソルグスキー記念歌劇場のレジデント・コンダクタ……

トゥルルス・モルク
1961年、ノルウェーのベルゲン生まれのチェロ奏者。スウェーデン放送の音楽学校を経て、ハインリヒ・シフ、ナターリャ・シャコウスカヤなどに師事し、1982年、スカンジナヴィア出身者として初めてチャイコフスキー・コンクールのファイナリストとなる……

ドミートリイ・ドミトリエヴィチ・ショスタコーヴィチ
1906年生まれ。1975年没。第二次大戦後のソヴィエトを代表する作曲家であり、20世紀最大の作曲家の一人。レニングラード音楽院で学ぶ。斬新な手法を取り入れ、再三体制側からの批判にさらされる。後年は人間の内的苦悩を表現する。……

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$[インタビュー]　文坂なの \$