ミニ・レビュー
ウクライナ出身のヴァレンティーナ・リシッツァがマイケル・ナイマンのピアノ作品全曲を録音した。ナイマンのピアノ作品の原曲は、そのほとんどが映画のために書かれたもの。リシッツァは、リズミックでクールなナイマンの音楽をロマンティックなピアノ小品に仕立て上げる。
ガイドコメント
YouTubeに投稿した演奏動画の再生回数が6900万回を超え、2012年にデッカからメジャー・デビューしたウクライナ出身の女流ピアニストのナイマン・アルバム。前作のラフマニノフとは異なり、ひそやかに歌いかける静かで美しいピアノ作品だ。
収録曲
マイケル・ナイマン:
01楽しみを希う心 (ピアノ・レッスン)
02ビッグ・マイ・シークレット (ピアノ・レッスン)
03キャンドルの灯 (アンネの日記)
04イフ (アンネの日記)
05シープ・アンド・タイズ (数に溺れて)
06さよならモルチェ (アンネの日記)
07フライ・ドライヴ (キャリントン)
08ダイアリー・オブ・ラヴ (ことの終り)
09時の流れ (ZOO)
10オデッサ・ビーチ (カメラを持った男)
11教室 (アンネの日記)
12ホワイ (アンネの日記)
13羊飼いにまかせとけ (英国式庭園殺人事件)
14ディープ・スリープ・プレイング (ピアノ・レッスン)
15エクスチェンジ (めぐり逢う大地)
16ヒア・トゥ・ゼア (ピアノ・レッスン)
17ジャック (ひかりのまち)
18ビル (ひかりのまち)
19ディパーチャー (ガタカ)
20ロスト・アンド・ファウンド (ピアノ・レッスン)
21すべて不完全なるもの (ピアノ・レッスン)
22アトラクション・オブ・ザ・ペダリング・アンクル (ピアノ・レッスン)
23あのとき芽生えた気持ち (ピアノ・レッスン)
24抱擁 (ピアノ・レッスン)
25シルバー・フィンガード・フリング (ピアノ・レッスン)