ミニ・レビュー
かすかに聴こえるヴィヴァルディの幻影。そこから生み出されたのは明らかにマックス・リヒターの音響世界。シンプルな旋律から壮大な響きの饗宴に至るヴァイオリンとシンセサイザーによるマジック。1枚1枚薄衣を重ねていくような色彩の変化。その変幻自在な彩りに脳の感覚が痺れてしまいそう。
ガイドコメント
音の魔術師、マックス・リヒターが手がけたアルバム。約300年前に生まれたヴィヴァルディの「四季」から“25%”を抽出し、そこに現代的なアレンジを加えた異色の一枚で、彼の才人ぶりが存分に味わえる内容となっている。
演奏
ダニエル・ホープ(VN) アンドレ・デ・リッダー指揮 コンツェルトハウス室内管弦楽団ベルリン マックス・リヒター(モーグ・シンセサイザー)