ミニ・レビュー
ギャレットが14歳の時に録音しながらも、封印されていたもの。内容に不満があったからお蔵になっていたわけで、確かに一部にぎこちなさを感じないではない。しかし、若々しく瑞々しい感性や、初々しい音色など、評価できる側面はたくさんある。ファン必聴。
ガイドコメント
映画主演も果たした天才ヴァイオリニスト、デヴィッド・ギャレットが14歳の時にレコーディングした音源集。クロスオーヴァー・スタイルとは異なるクラシック・オリジナル作品で、見事なテクニックと表現力を披露している。
収録曲
01ラ・カンパネラ (パガニーニ)
02ヴァイオリン・ソナタ ト短調「悪魔のトリル」 (タルティーニ)
03ユーモレスクop.101-7 (ドヴォルザーク)
04アヴェ・マリア (シューベルト)
05プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ (クライスラー)
066つのロマンスop.6-6〜ただ憧れを知る者だけを (チャイコフスキー)
07華麗なる幻想曲op.20 (ヴィエニャフスキ)
08愛の悲しみ (クライスラー)
09気まぐれ女op.17 (エルガー)
10コル・ニドライop.47 (ブルッフ)
演奏
デヴィッド・ギャレット(VN) アレクサンドル・マルコヴィチ(P)