ミニ・レビュー
93年4月に発売されたものの再発。ランパルの弟子工藤重典と、ランパルの盟友ヴェイロン=ラクロワの弟子シーゲルとの共演が話題だった。版は工藤版を使い、シーゲルのオリジナル・リアリゼーションが合体して、モダン・フルートによる上質なバッハが生まれた。何度聴いても気持ちがいい。
収録曲
J.S.バッハ:
[Disc 1]
01フルートとチェンバロのためのソナタ ロ短調BWV1030
02フルートとチェンバロのためのソナタ変ホ長調BWV1031
03フルートとチェンバロのためのソナタ イ長調BWV1032
04フルートとチェンバロのためのソナタ ト短調BWV1020
[Disc 2]
01フルートと通奏低音のためのソナタ ハ長調BWV1033
02フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調BWV1034
03フルートと通奏低音のためのソナタ ホ長調BWV1035
04無伴奏フルート・ソナタ (パルティータ)イ短調BWV1013
演奏
工藤重典(FL) リチャード・シーゲル(HC) ジャン・バルト(VC)