ミニ・レビュー
同タイトルの舞台用に書き下ろされたサントラの第2弾だが、もはや独立している感のある一枚。おそらく世界で三宅純しか作れない退廃的で官能的な音世界がこれでもかというほど展開されていき、密室で絵画と対峙させられているような気に。第1弾に続き、ゲスト陣も豪華。
ガイドコメント
稀代の作曲家/トランペット奏者、三宅純の『ロスト・メモリー・シアター』シリーズ第2弾。ヴィニシウス・カントゥアリアやメルヴィン・ギブスなどが参加し、招待歌手にリサ・パピノー、梅澤知永、勝沼恭子を迎えた注目作だ。
演奏
三宅純(SAMPLES,P 他) (5)〜(7)(11)(15)〜(17)ヴァンソン・セガール(VC) (8)(13)(17)(18)リサ・パピノー(VO) (13)(17)ヴィニシウス・カントゥアーリア(PERC)(4)(7) ダファー・ユーセフ(VO,OUDS) (7)メルヴィン・ギブス(B) (15)デヴィッド・クルター(MUSICAL SAW) (16)レナード・ガブリエル・ビオン(BS-CL,CL) (1)ブルガリアン・シンフォニー 他